画家の深層心理に迫る早期アクセスの新作ホラーゲーム『Layers of Fear』を紹介

Layers_of_FearBloober Team SAが開発を手掛け2015年8月27日より早期アクセスとしてSteamにて配信を開始した一人称視点の新作ホラーアドベンチャー『Layers of Fear』の紹介をいたします。本作は、有名な画家による傑作と呼ばれる作品が生まれるまでの長い間に起きたとある出来事を探っていく物語であり、予測できない展開やプレイヤーを驚かせる数々の仕掛けが用意されたお化け屋敷のような作品です。

みなさんは、『P.T.』というホラーゲームをご存知だろうか?『P.T.』は、コナミの人気ステルスアクション「メタルギアソリッド」シリーズの生みの親であり、1994年にリリースされた名作アドベンチャーとの声も多い『ポリスノーツ』や、2001年にリリースされたロボットアニメ・シミュレータ『ZONE OF THE ENDERS』などの開発も手掛ける全世界で人気のゲームデザイナー小島秀夫監督が率いていた「小島プロダクション」が開発を手掛けたホラーゲームであり、同社の人気ホラーゲーム「サイレントヒル」シリーズの最新作のインタラクティブなティザー広告としてPS4向けに2014年8月14日より配信を開始した作品です。現在は、コナミグループの事業改編により「サイレントヒル」シリーズの最新作の開発は中止され、また「小島プロダクション」も解散させられてしまい『P.T.』の配信は停止されています。なお、消される前にダウンロードしたゲームは削除しない限り現在でもプレイすることが可能です。

『P.T.』は、配信されるや否や数々の実況プレイ動画や生配信が全世界で行われかなりの反響を呼びました。さまざまな超常現象が起きる幽霊の住まう屋敷にて、何度もループする廊下を探索しながらその謎を解き明かしていくという内容です。同じ廊下を何度も何度も歩かされることになるのだが、全てが同じではなく謎を解き明かしていくことで少しずつ変化が起きていくというアイデアは賞賛され、その後のホラーゲームに多大な影響を及ぼしました。

今回紹介する『Layers of Fear』も『P.T.』に大きく影響を受けた作品の一つであり、一人の画家が残した傑作に秘められた謎を解き明かしながら、その画家が体験した恐怖に迫っていくという一人称視点のホラーアドベンチャーです。Steamでは、2,140件ものユーザーレビューが集まり、その内97%ものユーザーが好評に投票して”圧倒的に好評”を得ています。これは、本作がまだ早期アクセスでありながら『P.T.』の意思を受け継ぐ作品と言っても過言ではないほど綿密に作りこまれた作品でること、そして「サイレントヒル」シリーズ最新作の開発中止に落胆したユーザーが多かったことの証明だと思います。映像や演出、サウンドや効果音などどれもが本当に素晴らしく、まだ『P.T.』の衝撃には及んでいないとの意見もありますが、本作が完成し正式リリースを迎える日を楽しみに思うユーザーが多いのは間違いありません。

なお、本作は日本語には対応しておらず英語を読むことができないとストーリーを理解することはできませんが、それでも現実世界では実現不可能なバーチャルなお化け屋敷を楽しめるためオススメです。また、価格も1,280円(税込み)とお手頃価格なのも嬉しいです。

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