アインシュタインやダーウィンなどが参戦!新作格闘ゲーム『Science Kombat』が発表

science_kombatブラジルの雑誌「Superinteressante」は、相対性理論の提唱者として知られるアルベルト・アインシュタインや進化論の提唱者として知られるチャールズ・ダーウィンなど、偉人として世界中にその名を馳せるさまざまな科学者達が参戦する新作2D対戦アクションゲーム『Science Kombat』を現在開発中であることを発表しました。本作は、偉大な科学者たちがラスボスである神に挑む異色作である。

『Science Kombat』は、誰もが知っている偉人と呼ばれる科学者達が可愛らしいドット絵で描かれたファイターとして登場し、それぞれの偉業をモチーフにした必殺技を繰り広げながら白熱する戦いを繰り広げ、ラスボスである神との対決を目指す異彩を放つ新作2D対戦アクションゲームです。ブラジルの雑誌である「Superinteressante」が開発を手掛けており、本作のゲームデザインやアート、そして各キャラクターのアニメーションなどを担当しているDiego Sanches氏によってドット絵やアニメーションが公開されています。なお、本作のリリース時期や対象となるプラットフォームは現時点では不明です。また、下記では現在本作に参戦することが判明している7人の偉大な科学者たちを紹介していきます。

■チャールズ・ダーウィン

イギリスの自然科学者および卓越した地質学者・生物学者であり、種の形成理論を構築した”進化論”の提唱者です。全ての生物種は、共通の祖先から長い年月をかけて彼が自然選択と呼んだプロセスを通して進化したことを明らかにしました。本作では、真上にジャンプしながら上着から昆虫を上空へ飛ばす対空技の「自然淘汰(Natural Selection)」や、人類の進化の過程に合わせて前方へと突進する三段技「進化(Evolution)」などを駆使して戦うスタイルのようです。ただの出オチで終わるネタゲーかと思いきや、公開されたドット絵やアニメーションを見る限りかなり作りこまれていることが確認できます。

■アルベルト・アインシュタイン

ドイツ生まれのユダヤ人の理論物理学者であり、特殊相対性理論および一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ=アインシュタイン凝縮など数多くの理論を提唱しました。そして、数々の業績により20世紀最大の物理学者や、現代物理学の父と呼ばれています。本作では、質量とエネルギーの等価性とその定量的関係を表している物理学的関係式「E=mc2」を使用して拾った小石を前方へと素早く飛ばす飛び道具、また相手の懐まで一瞬で潜り込み鋭い突きを繰り出す「相対性(Relativity)」など、かなり使い勝手の良さそうな必殺技が揃っており、ぜひとも最初に触ってみたい魅力的なキャラクターに仕上がっています。

■スティーヴン・ホーキング

イギリスの理論物理学者であり、一般相対性理論と関わる分野で理論的研究を前進させ、1963年にブラックホールの特異点定理を発表しました。また、1971年には「宇宙創成直後に小さなブラックホールが多数発生する」とする理論を提唱し、1974年には「ブラックホールは素粒子を放出することによってその勢力を弱め、やがて爆発により消滅する」とする理論ホーキング放射を発表しています。そして、量子宇宙論という分野を形作り、現代宇宙論に多大な影響を与えている人物です。本作では、ジェットエンジンを搭載したハイスペックな車椅子に乗り込み、移動速度の速さや機動力の高さを生かした各種通常技を完備、さらに自身を車椅子ごと別の場所へワープさせる「ワームホール(Wormhole)」、前方に一定時間だけ存在するブラックホールを生成してけん制する「ブラックホール(Black Hole)」など、攻守共に隙のない動きは間違いなく強そうです。

■マリ・キュリー

現在のポーランド出身の物理学者および化学者であり、キュリー夫人として有名な偉人です。放射線の研究によって1903年のノーベル物理学賞、1911年のノーベル化学賞を受賞しています。その後、パリ大学初の女性教授職に就任しました。なお、放射能 (radioactivity) という用語は彼女の発案によるものです。本作では、手に宿らせた放射線パワーを用いたさまざまな攻撃が特徴となっており、昇竜拳のように少し前方に踏み込みそのまま真上へと上昇しながら強烈なアッパーを繰り出す「ポロニウム(Polonium)」、前方に突き出した両手から波動拳のようなものを出しつつその場にとどまらせる「ラジウム(Radium)」など、意外にも「ストリートファイター」シリーズのリュウやケンのようなオーソドックスな必殺技が揃っていて使いやすそうです。

■アイザック・ニュートン

イングランドの物理学者、数学者、自然哲学者であり、ニュートン力学の確立や万有引力の法則などで知られています。本作では、手に持ったニュートン式望遠鏡で攻撃するため少しだけリーチが長く、また彼が唱えた光の粒子説と同じく彼が発見した虹の7色を光線として繰り出して攻撃する「光学(Optiks)」は飛び道具としてとても優秀であり、さらに重力を発見したときの有名なエピソードを見事に再現した必殺技であり、地面を蹴ることで頭上からリンゴを落として攻撃する「重力(Gravity)」など中距離から遠距離での戦いを得意とします。

■ピタゴラス

古代ギリシアの数学者および哲学者であり、ピタゴラスの定理や輪廻転生などで知られています。本作では、その姿からは想像できない鋭い身のこなしや体術を武器に立ち回り、あまりリーチは無く発生も少々遅いものの飛び道具技の「テトラクテュス(Tetractys)」、一瞬のうちに真上の飛び上がりその後軌道を変えて斜め下方向にキックを繰り広げる「ピタゴラスの定理(pythagorean theorem)」などの必殺技を備えており、相手に近付き素早い動きで翻弄するテクニカルなキャラクターになりそうです。

■ニコラ・テスラ

現在のクロアチアの電気技師および発明家であり、交流電流、ラジオやラジコン(無線トランスミッター)、蛍光灯、テスラコイルなど数多くの発明を残しています。また、無線送電システム(世界システム)を提唱したことでも知られており、磁束密度の単位「テスラ」にその名を残しています。さらに、8ヶ国語を理解し、詩作、音楽、哲学にも精通していたと言われています。本作では、電流を帯びた両手でさまざまな電撃攻撃を繰り出す通常技はとても強力であり、さらに詳しい効果は不明であるものの自身の発明品を呼び出し攻撃する「テレフォース(Teleforce)」、そしてその発明品から恐ろしいビームを放出する「テレフォース デス・レイ(Teleforce “death ray”)」があるようです。また、両手の電撃を斜め上に向かって放出する「テスラコイル(Tesla Coil)」は発生がやや遅いものの対空として機能しそうです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加