マンガの原点「トキワ荘」復元へ 豊島区、20年開設

トキワ荘と言えば、日本の漫画史に名前を残す有名漫画家たちが住んでいたことで有名のボロアパートですよね。漫画家は、ヒット作を生み出せなければ極貧生活を強いられてしまうのは今も昔も同じであり、著名な漫画家たちが一つ屋根の下でお互いに切磋琢磨しながら漫画を書くことに夢中になっていたという伝説の場所です。しかし、なぜ今になってこんなボロアパートを復元しようと思ったのでしょうか?観光客を呼び込みたいとの考えのようですが、トキワ荘で漫画を書いていた漫画家たちの作品は、現代の子供たちは知らないものがほとんどではないでしょうか?その漫画家たちが直筆した当時の生原稿などの貴重な物を展示する博物館としてオープンしたとしても興味を持つ人は少ないでしょうし、ましてや売れっ子漫画家になる前に住んでいたアパートなんてごく一部のマニアしか行きたいと思わないと思います。今の時代、こんな古い建造物を復元したところで景観をさらに乱すだけに思えます。

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東京都豊島区は7日、手塚治虫ら有名漫画家が青春時代を過ごしたアパート「トキワ荘」を復元し、2020年3月に開設すると発表した。建物の外観は当時のままに再現し、手書き原稿の複製や当時の資料などを展示する。日本の漫画文化の発信拠点として位置づけ、国内外の観光客を呼び込みたい考えだ。

トキワ荘があった場所から徒歩約3分の南長崎花咲公園内に建設する。26日にトキワ荘関係者や地元関係者らからなる検討会議(座長・漫画家の里中満智子氏)を立ち上げ、今年度中に基本計画を策定する。18年度から工事を始める予定だ。

建物の面積は約220平方メートルで、延べ床面積は約420平方メートル。建物内部は「マンガの聖地としまミュージアム」(仮称)として整備する。建築費用は2億~3億円と見込んでいる。

高野之夫区長は同日の記者会見で、トキワ荘の復元について「アニメの原点は漫画、漫画の原点はトキワ荘。若い人にも日本の漫画文化を知ってもらえる場にしたい」と意気込みを語った。里中氏も「漫画家それぞれの部屋を再現して、当時の生活のにおいが出ればうれしい」と語った。

トキワ荘は1950年代を中心に、手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら多くの漫画家を輩出したアパート。1982年に解体されたが、今も跡地を訪れるファンは多い。

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