笠地蔵が伝わる福島なのに… 地蔵仏像被害、119体に

お地蔵様が何者かに倒され首がおられるなどの事件が多発しているようです。昔からお地蔵様はありがたい存在で、私たちを見守ってくれるものです。だからこそ綺麗に着飾って、お供え物をして、皆が手を合わせていくのです。現代ではあまりそういった習慣もないかもしれませんが、特別なものであることはなんとなくわかります。小学校の頃に学校の通学路の途中に首なし地蔵が何体も並んでいる場所があり、何時もそこを通るときは怖いと思っていましたが、今ならお地蔵様のありがたみがよくわかります。

IMG_9444

寺や神社の地蔵や仏像などが壊される事件が、福島県内で相次いでいる。県警の調べでは、12日までに119体の被害が確認された。「笠地蔵」の昔話が伝わる地元では、「何の目的で」と憤る声があがる。10日には、うち1カ所の神社の石像を壊した疑いなどで男が逮捕され、関連を調べている。

被害の情報は、12月に入って福島県警に相次いで寄せられるようになった。

今月3日、須賀川市の2カ所の墓地で、地蔵などが倒されているのが見つかって以降、郡山、福島、白河の3市と泉崎村を含めて南北約80キロの計22カ所で、地蔵や仏像などの被害が119体確認された。石灯籠(いしどうろう)などを含めると計137件にのぼる。屋外の地蔵の頭が落ちていたほか、建物内に安置されたご神体の鏡が割られたり、本尊の仏像が壊されたりしている。

「許せない」。10日に墓地の地蔵7体と石灯籠が倒されたり、壊されたりしているのが見つかった泉崎村の慈眼寺(じがんじ)では、住職(65)が怒りをあらわにした。

住職によると、墓地の地蔵は、幼くして亡くなった子どもの供養のために建てる家が多い。「地蔵には、身内を守ってくれるようにという人々の願いが込められている。そんな気持ちを犯人は知っているのか」

シェアする

フォローする