「寝不足で甘い物」解明=脳の前頭前皮質が制御―筑波大

睡眠不足はダイエットの大敵と言われてきましたが、その事実が科学的に証明されたようです。どうやら睡眠不足になると脳が甘いものを欲するようになるようです。無意識にお菓子やスイーツに手が伸びるのは、もしかすると睡眠不足が原因になっているのかもしれません。しかし睡眠不足とは厳密にはどのくらいの睡眠時間のことをいうのでしょうか。私は多い時では10時間以上、少なくても7時間はいつも寝ることができています。逆に睡眠をとり過ぎとも言われますが、これより少ないと、次の日に眠くて生活に支障が出てしまいます。これは慣れもあるのかもしれませんが、毎日3時間ほどの睡眠時間で生活している人もたくさんいるでしょう。

寝不足で甘い食べ物が欲しくなるのは、脳の「前頭前皮質」と呼ばれる部分の働きによることが、マウスの実験で分かった。筑波大のミハエル・ラザルス准教授らが10日までに英科学誌イーライフに発表した。睡眠不足から肥満、生活習慣病に至る仕組みを解明し、健康的な食生活を促進するのに役立つと期待される。

睡眠には寝入りばななどの深いノンレム睡眠と、体は休んでいても脳が活動しているレム睡眠がある。これまでの研究で、レム睡眠が不足すると、食べ過ぎて太りやすくなる傾向があることが知られていた。

マウスのレム睡眠を妨げる実験を行ったところ、砂糖の主成分であるショ糖や脂質の摂取量が増加した。脳の前頭前皮質の活動を遺伝子操作などで抑制すると、脂質の摂取量は増えたが、ショ糖は増えず、糖分に対する欲求を担っていることが判明した。

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