DeNA、人気サイト「MERY」の記事も大量削除 「外部サイトを無断転用した可能性」

よく参考にしていた「MERY」というサイトの多くのページがNotFoundで見れなくなってしまっています。オシャレテクや、コーディネート例、流行をいち早く取り入れるために、いつも見ているとためになることがたくさん掲載されていました。しかしDeNAの無断転用なども問題になり多くのページが削除されました。確かに誰かのブログからそのまま引っ張ってきたかのような記事の内容まで、あたかもサイト側から発信しているかのように掲載されていたのは問題だと思います。

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IT大手・DeNAが運営する情報サイトで、他サイトからの文言の無断転用などの指摘が相次ぎ、1日までに9メディアが非公開に追い込まれた問題。同社が運営する女性向け人気サイト「MERY」でも無断転用の疑いがある記事が多数あり、同社が削除に乗り出していることが分かりました。

6割の記事、見られず

ツイッターでは1日から「MERYのお気に入りの記事が見られない」「どんどん記事が削除されていっている」と騒ぎになっていました。

記者がグーグル検索を利用して、直近1週間に掲載されたMERYの記事のうち50本を調べたところ、2日朝時点で30本が表示されない状態になっていました。グーグルのキャッシュを確認すると、削除された記事は外部サイトやSNSからの画像や文章の引用が多く見られます。

転用の可能性ある記事削除

MERYについてDeNAは「ほかの9サイトと運営体制が違う」として、公開を続けていました。

記事削除の理由をDeNA広報部に取材しました。

――なぜ記事を削除しているのですか。

今回の問題を受け、サイトの記事作成のプロセスを精査する管理委員会を立ち上げました。その委員会の活動の中で、早速ですがMERYでふさわしくない内容の記事が見つかり、削除しています。

――どのような点で、ふさわしくないのですか。

他サイトやブログの画像を転用している可能性のある記事です。また、美容など医療関連の記事も問題があるため削除しています。

――なぜ、9メディアと同様の問題が、MERYでも起きているのですか。

9メディアではマニュアルなどで、外部ライターに他サイトからの文言の転用を推奨していると捉えられかねない点があり、運営体制自体に問題があると考え非公開としました。

MERYでも、外部ライターの記事に、転用の可能性があるものが見つかっている状況です。ライターには利用規約でも著作権侵害をしないよう求めているのですが、会社のコントロールがきいていませんでした。しかし、MERYは他のサイトとはオフィスも別で、運営体制が異なるため、公開を続けています。

「二度としないで」

インターネット上では、MERYにブログなどを無断転載されたと訴える人も相次いでいます。

その一人、WEB制作業の男性は「仕事で管理していたお客さんのサイトのブログ記事の画像と文章が、MERYに転用された経験があります。ツイッターでそのことを広めたらすぐに画像と出典リンクが削除されて、結果的に文章だけが出典表記もなしに掲載されつづけました。リスペクトの無い引用・盗用は、二度としないでほしい」と話します。

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