常識を覆す?ブランドガキ「オイスターぼんぼん」

牡蠣って本当に美味しいですよね。食わず嫌いで食べたこともないのに苦手だと意識して食べていない方は絶対に損していると思います。私も子供の頃はその見た目がグロテスクで、食べるのを避けてきましたが、何時だったか初めて食べた時は、その美味しさに気付き夢中で食べていました。しかし怖いのがノロウイルスです。なぜこの乾燥する冬の時期に胃腸炎が流行するかというと、牡蠣が原因となっていることが多いのです。普通に考えたらジメジメした梅雨や、高温多湿になる夏の方が食中毒を心配されますが、意外と今の季節は注意した方がいいですね。

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この季節、とてもおいしいカキですが、これまでの常識を覆す全く新しいブランドガキが登場しました。

いったいどこが違うのでしょうか?

このカキについた名前は「オイスターぼんぼん」です。

この時期、食べたくなる冬の味覚の一つ「カキ」。

古くから「海のミルク」と呼ばれ、そのクリーミーなおいしさと高い栄養価を持つことから、多くの人に愛されている食材です。

これまでの常識を覆す全く新しいブランド「オイスターぼんぼん」とは一体どんなカキなのか…?

大阪・梅田のカキ専門店でその試食会が行われました。

【新実キャスター】

「こちらがオイスターぼんぼん、見た目は普通より小ぶり。普通のカキとの違いは見た目ではわからないですね。いただきます。味がめっちゃ濃い。ぎゅっと味が凝縮されて、甘みも強いですし、独特の磯臭さがなく食べやすいです」

Q.普通の養殖の牡蠣と何が違う?

【ワーフ梅田店 白井智雄フードディレクター】

「海とは隔離されたところで作られているのが大きな違い」

Q.海じゃない?

「そうですね」

そう、この「オイスターぼんぼん」、海ではなく池で育てられた日本でも珍しい養殖ガキなんです。

生まれ故郷は、瀬戸内海に浮かぶ広島県の大崎上島。

陸上にある塩田の跡地を利用した池で養殖されています。

その方法も、カキ養殖では一般的な海中にカキを密集させて吊るすものではなく…一粒ずつのびのびと時間をかけて育てられているんです。

それは、まるで世間と距離を置いて大切に育てられた「お坊ちゃん」。

つまり「ぼんぼん」!

ブランド名は、これを意味した言葉だったんですね。

【ワーフ梅田店 白井智雄フードディレクター】

「すごく食べやすくて、白ワイン・シャンパンによく合うなという印象を受けました」

育ちのいいカキということですが、実は、本当の「ウリ」は…

Q.海で養殖をしないことで、いいことがある?

【ワーフ梅田店 白井智雄フードディレクター】

「外部の生活用水などの影響を受けにくいということで、ノロウイルスにかかりにくいということになっています」

食中毒や感染性胃腸炎の原因となるノロウイルス。

毎年、今ごろから患者数が急増しますが、その主な感染源として知られているのがカキなどの二枚貝です。

下水などに含まれたノロウイルスは、河川を経由して海に流れ込みます。

カキは海の中で海水を吸収してノロウイルスを蓄積。

それを人が食べることで食中毒や胃腸炎を引き起こします。

しかし、「オイスターぼんぼん」は海ではなく塩田跡地の池育ち。

海から隔離された環境で大切に養殖されているため、ノロウイルスに感染する危険性が低くなっているそうです。

さすが「ぼんぼん」です。

そして、この「オイスターぼんぼん」の養殖事業を、地元の業者と共同で手掛けているのが、なんと鉄道会社のJR西日本。

JR西日本は、過去にも同じように海から隔離して養殖した寄生虫がつきにくい「箱入り娘」のブランドサバ「お嬢サバ」をプロデュースしています。

Q.JRが本業以外の部分に進出しているのは、なぜ?

【JR西日本創造本部 水田整部長】

「人口減少に伴って鉄道事業の収益が落ちる地域もある。ただ、私どもがこういう取り組みを実施することで、長い目で見て地域のポテンシャルが維持されれば、鉄道事業もそれにともなって事業として継続的に収益が上がると考えている」

価格は、2つで480円。

大阪と東京の2店舗で来月13日から、来年3月末までに2万個を販売する予定です。

※販売開始はカキの生育状況によって変更することがあります。

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