引きこもり仕組み、一端解明へ 京大教授らマウスの脳内変化確認

引きこもりを科学的に証明する研究をしているようですが、これにより引きこもりに有効な抗不安薬の開発が進むようです。ただ抗不安薬とは使い方によっては人をさらに地に落としかねない薬です。一度飲み始めると薬なしには普通の生活ができなくなる人もいるでしょう。次はこの薬から逃れるために新たな問題にぶつかることになります。精神科に通うと薬漬けにされるという誤った噂も出回るくらいですから、本当に精神薬に悩んでいる患者が多いという事です。なるべく副作用のない抗不安薬が開発されることを祈っています。

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群れから隔離され不安めいた行動をするようになったマウスの脳内の変化を、京都大医学研究科の成宮周教授と長崎大医歯薬学総合研究科の出口雄一准教授らが突き止めた。人間の引きこもりに関するメカニズムの解明につながるという。米科学誌セル・リポーツに23日、発表する。

内閣府は、家族以外とほとんど交流を持たない15~39歳の「引きこもり」の人は、全国で54万1千人いると推計。引きこもり生活を終えたいと思っている人の支援が課題となっている。

グループは縦30センチ、横20センチのケージで6週間、マウス1匹だけを飼育することで「社会隔離ストレス」を与え、引きこもりに似た状況を再現した。するとマウスは壁から離れないなど、不安を感じているような行動を取るようになった。

マウスの脳内を解析すると、側坐核(そくざかく)という部位の神経細胞の末端にタンパク質「mDia」が蓄積し、収縮した形に変わっていた。この時、神経細胞の末端から次の神経細胞に刺激が伝わる効率は低下しており、不安そうな行動との関連を示した。

出口准教授は「新たな抗不安薬の開発に期待できる。引きこもりから脱却する時の一助にもなるかもしれない」とする。

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