健診結果のチェック方法 毎年見比べるべき11の数値

会社勤めの方は定期的に健康診断を受けることが義務付けられています。逆にこれがあるからこそ大きな病気を見過ごさずに助かったという方もたくさんいることでしょう。逆にこういった健康診断を受けられずに、自発的に検査を受けに行かなければならない人は、なかなか小さな病気を早い段階で見つけることができません。特に若いからと言って検診を受けないと、若いからこそ病気の進行が速いモノもあるので、あっというまに手遅れになってしまいます。面倒だと思われるかもしれませんが、とてもありがたいことなので、1年の生活習慣の結果としてきちんと受け止めなければなりません。

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会社勤めを続けている限り、避けては通れない職場の健康診断。自覚症状のない病気を見つけてくれるのはありがたいが、仕事に追われるなかで再検査を受けるのはできれば避けたいのが人情。異常値を指摘されたとしても、どこまで生活を見直せばよいのか、今ひとつ釈然としない人も多いだろう。誤解交じりで語られやすい職場健診についてわかりやすく解説する。今回は最新結果で「異常なし」となった場合の受け止め方について。職場健診で経年変化を確認しておきたい項目についても紹介する。

健診の最新結果に異常がなければ心配はいらない?A  いいえ。経年変化を見て数値が悪化していたら要注意。 職場健診の結果通知書が届き、総合判定や各検査項目の判定をひと通り確認したあと、異常がなければ「よかった」と安心して、通知書を処分している人もいるかもしれない。 だが、ちょっと待って。職場健診の結果通知書は、毎年保管しておくことが望ましい。健診での各検査項目の数値は、良し悪しを判断する指標として示されている基準範囲と比較するだけでなく、毎年の変化を観察することも大切だからだ。 例えば、数値が基準範囲内であっても、前年やその前の年と比べると、徐々に上昇したり低下したりしているときは、注意した方がいい場合もある。  三井記念病院総合健診センター特任顧問の山門實氏は、「少なくとも、過去3年間の結果は把握しておくといいでしょう。基準範囲内でも数値が悪化してきている場合、そのままの生活を送っていると3年程度で基準範囲を超える可能性が高いといえます。健診の結果通知書でこうした経年変化を見ていけば、未病(病気に進行しつつある状態)対策や発症予防につながります」と話す。
■基準範囲スレスレで安定する人も
健診結果のチェック方法 毎年見比べるべき11の数値
写真:NIKKEI STYLE拡大写真
また、高めもしくは低めの数値で基準範囲を超えそうな場合でも、数年間その数値のまま変化なくほぼ安定していれば、それは自分にとっては標準的な値だと分かる。経年変化を見ていくことで、自分の体の状態の変化や傾向を把握できるのだ。  「一般的な職場健診では、肥満度(BMI)、血圧、脂質代謝(コレステロール関連の値)、糖代謝(血糖値など)、腎機能(尿検査関連の値)の検査項目の経年変化を見ておくといいでしょう」(山門氏)

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