高額紙幣の無効化で混乱=銀行に長蛇の列―首相「50日だけ我慢を」・インド

今まで使っていた紙幣が急に公的に使えなくなりますと発表されたら、誰だって気が動転しておかしくなってしまいますよね。日本で同じようなことが起こったら同じように早まって自殺する人もいることでしょう。もう少し慎重な発表が必要だったと思いますが、これも国を変えていくために必要だったと話しています。脱税を防ぐために一時的に摂られた措置のようですが、甲までしなくては防げない犯罪がふえていたということでしょう。ある日突然自分が持っている紙幣が使えなくなったとしたらどうでしょうか。日本では現金主義の人とカードでの支払いをメインにしている人と別れますが、個人的には現金主義なので焦ります。

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ニューデリー時事】インド政府が先週、脱税対策などのため、高額紙幣の無効化を突然発表したことで、市民生活に混乱が広がっている。

銀行の前には、新札との交換の順番を待つ人が連日、長蛇の列を作り、資産を失うと勘違いした農家の女性が自殺する事態にも発展した。中国をしのぐ経済成長率を誇るインドの混迷は、しばらく続きそうだ。

「50日だけ我慢してほしい。その後は全国民が望んでいた(汚職や不正蓄財のない)国を造ることができる」。モディ首相は13日、こう訴え、国民に理解を求めた。

激震が走ったのは8日夜、モディ首相による緊急テレビ演説だった。首相は約4時間後の9日午前0時から最も高額な1000ルピー(約1580円)と500ルピーの紙幣が「法定通貨ではなくなる」と宣言した。

12月末までは旧紙幣を銀行に預け入れることができる。新たに発行された500ルピーと2000ルピーの紙幣は週2万4000ルピーを上限に引き出せる。

現金決済が主流のインドでは、闇資金の規模が国内総生産の最大3割に上るとされ、政治家や資産家が課税逃れのために現金をため込む不正蓄財が横行している。

モハン・グルスワミ元財務省顧問は「高額紙幣の無効化は、闇資金や汚職、偽造紙幣を根絶するという政権の決意を示したものだ」と説明する。半ば強制的に銀行に預金させることで闇資金をあぶり出し、徴税を強化できる。

10日に発行された新紙幣は、まだほとんど出回っておらず、個人消費の冷え込みも大きい。専門家は、今回の措置は長期的には経済効果を生むと歓迎しているが、混乱が年内に収まるかは未知数だ。

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