知的障害者閉じ込め、さらに4人が被害 京都の施設、市が監査 

知的障害者が暮らしている施設。彼らが寝泊まりしている部屋のドアノブが職員によって外されるという身体的拘束が何度か行われていたようです。こういったことをする場合家族の同意が必要だそうですが、特に同意書に部屋に閉じ込めるようなことは記載されていなかったようです。何をしても告げ口をするような相手でなければ、なにをしてもいいというわけではありません。一人一人に同じ人権があり、個々の意志を尊重しなければいけないのです。狭い閉ざされた空間で、誰かに一方的に自由を奪われるようなことがあってはなりません。もちろんそれが必要な場合もあるのかもしれませんが、大切な家族が辛い目に合っていると思うと入居者も、その家族も安心して暮らせませんね。

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知的障害者が暮らす京都市左京区静市の支援施設「わかば」で入所者4人の個室のドアノブが外され、閉じ込められていた問題で、京都市は4日、特別監査の結果を公表した。新たに、別の入所者4人の個室でも最大4回、職員が夜間にドアノブを取り外していたことが判明した。市は同日、虐待があったとして運営法人に改善勧告を出した。
同施設は40人が入所している。今年6月の抜き打ち監査で、20~50代の男女4人に対する虐待が判明。10月までの4カ月間、運営する社会福祉法人若葉会の役員と施設職員、虐待を受けた家族から聞き取り、関係する書類を調べた。
新たに分かったのは20~30代の男女4人に対する虐待で、2014年9月から15年10月の間、夜の就寝時にドアノブを外した日が、最も多い人で計4回あった。施設側の説明では、居室内に置いたポータブルトイレで検便を採取するためという。
虐待を受けた8人の事例では、身体拘束に必要な家族からの同意や支援計画などへの記載などの手続きをとっていなかった。
6月の発覚当初、施設は市に対し、家族の同意を得たと説明していたが、特別監査では、家族にドアノブを外すことなどは伝えていなかったことも分かった。施設長をはじめ多くの職員が今回の問題を身体拘束と認識していなかったという。
市は12月5日までに具体的な改善策の報告を求めた。同法人は取材に対して「第三者も入れた虐待防止委員会を開いており、改善に取り組んでいく」としている。

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