<大西卓哉宇宙飛行士>ISSから帰還「空気がおいしい」

4カ月ぶりに宇宙飛行士の大西卓哉さんが地上に降り立ちました。これだけ長い宇宙旅行になると長期間鍛えた筋力も衰えて、しばらくは自分自身でちからをいれることができないのかもしれませね。無重力という空間で長期間生活していたら普通の人間であれば正常ではいられません。この宇宙ステーションで正常な精神を保っていけるかどうかのテストも行われているようですが、もしも私が同じようにテストを受けたら正常でいられる気がしません。宇宙映画の中でも精神テストで妄想や幻覚を見る人がいて、宇宙とは恐ろしいところだなと思ったのを覚えています。

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【ジェスカズガン(カザフスタン)阿部周一】日本人11人目の宇宙飛行士として国際宇宙ステーション(ISS)に4カ月間滞在した大西卓哉さん(40)が30日、米露の飛行士2人と共に帰還。午前9時58分(日本時間午後0時58分)、ロシアのソユーズ宇宙船「MS-01」から分離された帰還カプセルがカザフスタン中央部の草原に無事着陸した。宇宙での任務を全うし、カプセルから笑顔で姿を見せた後、「充実した時間を過ごすことができた。応援ありがとう」としっかりした口調で語った。

無重力の宇宙から戻った大西さんは「空気がおいしい。(持っている)小さなタイマーさえ重い」と地上の感想を語った。着陸直後に家族に電話したものの、「やはり早く会いたい」と話した。

大西さんのほかロシアのアナトーリ・イワニシン飛行士(47)と米国のキャスリーン・ルビンズ飛行士(38)が乗り込んだ宇宙船は日本時間30日午前9時35分ごろ、地上約400キロを周回するISSから離脱。さらに宇宙船から切り離されたカプセルは同午後0時25分ごろ、黒海上空で大気圏に突入した後にパラシュートで秒速7メートルまで減速。地上1メートルでエンジンを逆噴射させて衝撃を和らげ、着陸した。

3人は着陸地点に近いカラガンダ空港で歓迎式典に参加後、その日のうちに訓練拠点がある米テキサス州ヒューストンに向かい、約45日間のリハビリに臨む。

3人がカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズロケットでISSに向かったのは7月7日。同9日に到着後、大西さんは無重力下で加齢の影響などを調べるマウスの飼育実験や、たんぱく質の高品質結晶を作る実験などに取り組んだ。今月23日にはロボットアームで米国の無人物資補給機「シグナス」をつかまえる重要任務を成功させた。

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