<乳搾り体験>モーやめ…ストレス死相次ぎ 群馬の観光牧場

私が小学生この頃も両親が色々な体験をさせてくれたので、乳搾りもこの頃やらせてもらった記憶があります。思っていたよりも力強く絞らないと乳は出てこないことをこの時に知りました。また元々牛乳は好きではなかったで、それほどしぼりたてのミルク自体に興味はありませんでした。牛も毎日かわるがわる見ず知らずの他人に乳を搾られて相当なストレスを抱えていたのでしょう。動物のストレス死は悲しいことです。私たち人間の都合で自由な時間を奪われ、毎日長い間同じ場所に繋がれてひたすら乳を搾り取られるのです。考えただけで牛のストレスがどれほどのものだったのか想像できますね。

image

群馬県渋川市の観光牧場「伊香保グリーン牧場」は19日、1970年のオープン以来続けている人気イベント「牛の乳しぼり体験」(有料)を11月23日で終了すると発表した。乳搾りに使っていた乳牛が2頭相次いで死んだこともあり、「ストレスが一因。苦痛を考慮すると取りやめた方がいい」と判断した。牛の体調などで一時中止するケースはあるが、「牛の立場」に立ってやめるのは全国的にも珍しい。

グリーン牧場は、酪農で飼っていた約40頭の乳牛の一部を乳搾り体験に転用していたが、酪農は赤字続きのため昨年4月に休止。残った4頭でローテーションを組んで乳搾り体験を続けてきた。その後、2頭が数カ月の間に乳房炎などの病気で相次いで死に、現在は2頭で行っている。牧場担当者は「体験者には消毒をしてもらっている。ストレスなどが要因ではないか。このまま続けて1頭当たりの負荷が大きくなれば病気になる恐れがある」とみる。

グリーン牧場での乳搾り体験はここ数年、年間約2万人が楽しむ人気イベント。乳搾り体験のためだけに飼育頭数を増やすのも経営的に難しく、同牧場の基本理念「アニマルウエルフェア(動物福祉)」に照らし、終了に踏み切った。

全国の観光牧場などでは、2010年の宮崎県での口蹄疫(こうていえき)の感染拡大問題や牛の体調を考慮するなどの理由で乳搾り体験を一時中止することはあった。年間約70万人が訪れるという千葉県富津市の「マザー牧場」の担当者は「乳搾り体験は、うちでも人気イベントの一つ。牛の苦痛を考えて終了するケースはあまり聞いたことがない」としている。【吉田勝】

シェアする

フォローする