中国の「二人っ子政策」、効果が出るのは20年後 研究

中国では人口の増加による一人っ子政策が長年とられていました。夫婦の間に子供は一人だけという取り組みで、なんだか兄弟をつくってやれないのは寂しいような気もしますが、このび、人口減少と高齢化を危惧して、二人っ子政策を導入したようです。子供をもうける人数を国で決められるのはおかしいような気もします。もしも指定された人数よりも多く妊娠してしまった時は、胎児を下さなければならないということです。奇跡の連続でお腹の中に宿った命を、国の政策のために殺さなければならないのです。いつか中国でもこういった政策が撤廃され、自由に子供を授かることができたらいいですね。

image

【AFP=時事】中国政府は昨年10月、人口減少と高齢化に対処すべく、これまでの「一人っ子政策」を廃止し、夫婦に2人目の子どもを持つことを認める「二人っ子政策」を導入した。だが短期間での人口増加は望めないとする英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)の研究員、テレーズ・ヘスケス(Therese Hesketh)氏らによる研究論文が14日、英医学専門誌ランセット(Lancet)に掲載された。

論文は、労働人口の減少と急速な高齢化に対する二人っ子政策の効果が実感できるまでには、少なくとも20年かかると結論付けている。

中国は1979年、人口の抑制を目的に一人っ子政策を導入。同政策は厳格かつ時には容赦なく施行され、1970年に5.9だった出生率は、1990年代後半には約1.6まで激減。逆に現在は深刻な人口減少問題に直面している。

7月の政府発表によると、中国における60歳以上人口は約2億2000万人で全人口の16%を超えた。労働人口も減少の一途をたどり、2050年までに23%も減少するとみられている。

一人っ子政策には、望まない女児を妊娠した場合の中絶が急増したことなど、負の側面がある。

また、論文は現在の傾向として、結婚できない男性が2020年までには3000万人を超えるだろうと指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News

シェアする

フォローする