「ユニクロ」56・3%大幅減益…値上げが裏目

以前の安いイメージと一転して、高級志向に変わってきているユニクロ。ユニクロだから安いというイメージはもはや古いのかもしれません。コートで1万超えの商品も当たり前のように出てきています。もちろん低価格な5千円以下のものもありますが、買い物をしていてこれいいな、と思う商品を手にして値札を見ると意外と高くてびっくりします。何も言わずにそっと元の位置に戻す自分がいます。ユニクロだったら別のお店で購入した方が、おなじような商品でも安いモノがあるので、こういったことが理由で売り上げが減少しているのでしょう。

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「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングが13日発表した2016年8月期連結決算(国際会計基準)は、税引き後利益が前期比56・3%減の480億円となった。

減益は2年ぶり。主力の国内のユニクロ事業が上半期(15年9月~16年2月)に暖冬や値上げの影響で振るわなかったことや、円高で為替差損が膨らんだことが響いた。

売上高は海外での出店拡大などで6・2%増の1兆7864億円だったが、本業のもうけを示す営業利益は22・6%減の1272億円にとどまった。

大幅な減益となった要因は、14~15年にかけて2度実施した実質5~10%の値上げだ。円安や原材料コストの増加分を転嫁したためだが、これが客離れを招いた。柳井正会長兼社長は13日の記者会見で「顧客は生活防衛(意識)になっていて、値上げをすべき時期ではなかった。毎日、低価格で買い求めやすくすることが必要だ」と語った。業績の伸び悩みを受け、20年度に5兆円を目指すとしてきた売上高目標を、3兆円に引き下げることも明らかにした。

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