台風7号、マリモの生育環境を改善 阿寒湖の水草一掃

小さい頃にペットの飼えない我が家では両親からまりもを買ってもらったことがありました。丸い緑の物体は生きているのか死んでいるのか分からず、毎日変化のない生物を見ながら愛着がわかなかった記憶があります。少しでも移動したり何がアクションがあれば見ていて楽しいのですが、何もなければ植物と同じ分類ですね。子供からしたらこれがペットだと言われても納得はいきませんでした(笑)しかしまりもは地球にはなくてはならない生き物で、汚れた水質環境を改善してくれる素晴らしい生物です。

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今夏、北海道に大きな被害をもたらした台風が、国の特別天然記念物の阿寒湖(釧路市)のマリモを絶滅の危機から救った。マリモの生育を妨げていた水草が大量に打ち上げられ、環境が一気に改善したためだ。

8月17日に上陸した台風7号は、強い南風が湖をかき回し、マリモが群生するチュウルイ湾北側の湖岸に、約122トンもの水草を打ち上げた。マリモは一部が打ち上げられただけで、湖内はすっきり。

温泉街の排水で富栄養化した阿寒湖は、下水道の整備で約20年前から徐々に水質が改善し、水草が浅瀬で分布を拡大した。これにより、マリモは群生地で数年前から光合成に必要な回転や移動ができず、枯死や崩壊が急速に進んだ。

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