イエメン空爆「現場は血の海」 サウジ介入後最大の被害

戦争の中でも暗黙のルールで民間人は巻き込まないという決まりがあります。しかしそれはあくまでルールであって完璧に守られることはほとんどありません。あえて民間人がたくさんいると分かっている場所に攻撃を仕掛ける酷い国も多くあります。イエメン空爆ではお葬式に集まった民間人を狙った非道極まりない行為がありました。これにより140人以上の死者、525人以上の負傷者を出すことになりました。亡き人たちのことを想う式でこんな非道なことができてしまうなんて、戦争は人の心を暗闇に引きずり込んでしまうのですね。

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内戦が続く中東イエメンの首都サヌアで8日、多数が参列していた葬儀会場が空爆を受けた。国連によると、140人以上が死亡し、525人以上がけがをした。サヌアを支配する反政府武装組織フーシは、サウジアラビア主導の連合軍による空爆だと非難した。2015年3月にサウジなどが軍事介入を開始して以来、一度の空爆で最大の犠牲者を生む惨事となった。

サウジ側連合軍は、報道官が地元メディアに「その地域での空爆は実施していない」と関与を否定。その後、「事件について早急に調査する」との声明をサウジ国営通信を通じて発表した。

現場の建物では、サウジ側連合軍が攻撃対象とするフーシ関係者の葬儀が営まれていた。フーシと連携するサレハ前大統領の関係者も参列していたという。AP通信は救助関係者の話として、「現場は血の海になった」と伝えた。犠牲者の大部分は民間人だったとみられる。
朝日新聞社

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