石橋貴明のお笑い番組論、閉塞感がつまんなくしてる

お笑い界の大物ともいえる石橋貴明さんが今のお笑いやテレビ業界について話してくれました。昔と比べて好きなことがテレビの中でできなくなったことに寂しさを抱えているようです。限られた範囲の中で見せられるお笑いの種類も縮小されていきます。考えてみれば昔はもっとくだらないお笑いのセオリーが日常的にテレビの中で見られました。今では少しおかしなところがあれば消費者がまるで弁護士のように次から次へと突っ込んできます。こういったこともありメディア規制され、彼としてはつまらなくなったと感じているのかもしれません。

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とんねるず石橋貴明(54)が、司会を務めるTBS系「オール芸人お笑い謝肉祭’16秋」(9日午後6時30分放送)の収録に参加しこのほど、日刊スポーツのインタビューに答えた。同番組は、お笑い芸人ら40人が出演し、体を張ったクイズ対決で爆笑バトルを繰り広げる。石橋は近年では珍しくなった、超豪華なお笑い特番に臨み、現在のテレビ業界、お笑いについて語った。

-芸人40人が体を張ってクイズするなど、久しぶりのお笑い大型特番となった

バカな3時間半ですね。TBSの最近の好調さの原因が分かりましたよ。最近、本当にこういった番組がなくなっちゃいましたもんね。昔はよく、(ビート)たけしさんがやっていましたよね。バカバカしい、くだらないお笑いを。それを真面目に、安全にやってました。

-近年、世論などに配慮して、自主規制するような状況が起こっている

「こうやったらまずいな」って考えちゃうような、閉塞(へいそく)感が全てにおいてテレビをつまんなくしちゃっている気がします。僕らの子ども時代は、例えばドリフターズさんがいて、食べ物を粗末にしてるんだけど、それで「子供に見せたくない番組ワーストワン」とかになるんだけど、そんなことはみんながちゃんと(いけないことだって)分かっていてやっていたし。でも、今は、その前の時点でロックかけられちゃう、みたいなね。

-そうした中、チャレンジングな番組が誕生した

昔、現場にいたスタッフが偉くなって、こういう番組をやろうって言ってくれるのは非常にうれしいし、楽しいです。急に花が咲くとは思わないけど、ちょっとずつ種をまいていくしかない。そして、今、現場にいるスタッフがまた偉くなってこういう番組を続けていけば、徐々にでも種から芽が出たり、花になったり、実になるかもしれません。そしたら、テレビという文化はまだまだ育っていくと思うし。僕も楽しいバラエティー番組をまだまだ作っていきたいという思いにさせてくれますね。

-クイズに参加する側で出演もしてみたい

本当はそっちの方がいいですよね。僕らは、そういうことをしないで過ぎていってしまった時期があって、もう少しやらなきゃいけない時期にやっていれば、こんな駄目な大人にならなかった(笑い)。(次回は)参加したいですね。そしてすごくバカげたことやりたいですよね。

-番組の見どころは

ハッキリ言ってありません(笑い)。「くっだらねーなー」って見ていただければそれでいいです。あまり真面目に見てもらっても、腹が立つだけなので(笑い)。【上岡豊】

◆「オール芸人お笑い謝肉祭’16秋」 芸人40人が、アンガールズ田中卓志(40)バイきんぐ小峠英二(40)平成ノブシコブシ吉村崇(36)オードリー春日俊彰(37)をリーダーに4チームに分かれてクイズ対決。熱海を舞台に、ヌルヌル坂や、鼻フックを装着しての早押しクイズなど芸人たちが体を張って過激に爆笑バトルを繰り広げる。石橋貴明がMC、タカアンドトシがサブMCを務める。

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