マツダ社員殺害 容疑者、寮で孤立 同僚ら「金銭トラブルも」

金は縁の切れ目という言葉がありますが、お金にだらしのない人は自然と周囲の人間が去っていきます。どんなに仲のいい友人でもお金の貸し借りは絶対にするなと言いますよね。あれはお金によって大切な友人を失わないためです。大切にしているからこそ貸してはいけないし、借りてもいけない。どんなにいいやつだとわかっていても兼ねにだらしがないと一気に人間不信になりますね。ましてやこの事件を起こした容疑者は以前から、同僚の財布からお金を抜いたりしていたようです。寮内でも彼が入ってきたことで、度々現金がなくなるようなトラブルが発生していて困っていたようでした。

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同じ社員寮に住む同期入社の2人の間に、いったい何があったのか。広島市南区のマツダ社員寮で社員の菅野恭平さん(19)が殺害された事件で、広島県警は24日未明、強盗殺人容疑で同僚の上川傑(かみかわすぐる)容疑者(20)を逮捕した。上川容疑者は寮内で頻繁に金銭トラブルを起こし、孤立していたとみられるが、一方で菅野さんとの接点は薄かったという。なぜ憧れの仕事に就いたばかりの菅野さんは殺害されたのか。真相解明が始まった。

「金絡みと聞いて『もしや』と思ったが、暴力的というわけでもない。まさか人を殺すことなどないだろうと思っていたが…」

事件が起きた「マツダ大原寮」でかつて上川傑容疑者と相部屋だった男性(19)は、驚きを隠さなかった。

男性によると、昨年10月、寝ている間に、部屋に置いていた財布から現金5万円がなくなっていたことがあった。

上川容疑者は盗んだことを認めなかったが、「仲は良かったけど、それ以来、縁を切った」。

複数の同僚によると、上川容疑者はこうした金銭絡みのトラブルを何度も起こして孤立していたといい、今年に入ってから1人部屋に移っていた。ブランド品の財布やベルトをそろえ、夜勤明けにパチンコ店に通うなどギャンブル好きな一面もあったという。

上川容疑者と同じ7階に住む20代の男性は「(上川容疑者が)入社した直後から寮内で金がなくなることが相次ぎ、本人が『おれが盗んだったんや』と自慢げに話すのを聞いた。正直、トラブルメーカーだった」と眉をひそめる。

別の同僚男性(22)は「今回の事件が起きた後、職場でも『あいつが犯人じゃないか』と噂していた」と話し、逮捕の知らせに安堵(あんど)の表情を浮かべた。

一方で明るくて気さくな一面もあるといい、社内には親しい友人もいたという。事件後も普段通りに出勤を続けており、同期の男性(20)は「2日前の深夜に寮の廊下で見かけたが、いつもと変わらない様子だった。まさか同期がやっているとは…。ショックだ」とうつむいた。

殺害された菅野恭平さんも寮の7階に住んでいたが、所属する部署は異なっていた。同僚男性の一人は「(菅野さんと上川容疑者は)接点はないはずだし、話しているのも見かけたことがない」と首をひねった。

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