青森中1自殺 審議会「いじめあった」

自殺してしまう程追い込まれて、まだまだ先の長い人生を、こんなにも早く投げ出してしまう学生の自殺。学校という狭い世界だけで生きてきたからこそ、もう逃げ場のない息苦しい毎日が嫌になってしまうのでしょう。いじめ撲滅運動をする方はよく言います。学校が嫌なら無理に行かなくてもいいんだよ、他にいくらでも勉強を学べる場所はある、そこだけがあなたの居場所ではない、と。こういった言葉を虐められている生徒にかけてあげられる人が周りにいたらいいのですが、学校側はいじめの事実を認めることはほとんどありません。今回は遺書まで残しているので事実関係が認められたようですが、意外と虐めていた側の生徒は事の重大性に気付いていないことが多いのです。

image

先月19日に自殺した青森県東北町の男子中学生について、第三者で作る審議会は「生徒に対するいじめがあった」と認定した。

2回目の審議会では臨床心理士など3人の臨時委員を新しく加え9人の委員で本格的な調査に入った。

東北町・漆戸隆治教育長「2度とこのようなことがおきないための対策についても提言をしていただきたく、専門家である3名の方々を審議に加えさせていただいたところです」

先月19日に自殺した上北中学校1年の男子生徒は自宅に書き置きを残していたことがわかっている。書き置きには「いじめがなければもっと生きていたのにね 残念」などと学校でいじめを受けていたことをうかがわせる内容が書かれていた。

12日の審議会では生徒の書き置きの内容などから委員全員が「いじめはあった」という認識で一致した。

一方、学校側の報告書にはいじめがあったという記述がなかったため、生徒の家族や小学校時代の同級生、書き置きに名前が書かれていた生徒などに対して聞き取りを行い、自殺との因果関係を調べる。

調査部会長・栗林理人弘前大学特任准教授「まずいじめがあったということ、それは(委員)全員が認めることができました。『いじめられた』という亡くなられた生徒さんが残された、私も初めてメモを見させていただきました。これは中学校に入ってから『つらい』という思いが書きつづられていたのですけれど」

審議会は1か月後をめどにいじめの内容や自殺との因果関係などについて中間報告をまとめ、年内には再発防止策を含めた最終報告をまとめる。

シェアする

フォローする