シリア政府軍、アレッポで塩素ガス使用か 住民ら多数が呼吸困難に

過去の歴史を見てもそうですが、実際には軍人同士の争いとなっているにもかかわらず、関係のない一般市民が巻き込まれてしまっているのは事実です。なんで争っているのか知らないようなまだ生まれたばかりの赤ちゃんまで一瞬にして命が奪われてしまうのです。今回のシリアでの戦いで、政府軍が住民が住む町へと塩素ガスのようなものを飛行機から投下し、多くの一般人が呼吸困難となって病院へ緊急搬送されました。これによりまた復習の様に相手の市民も傷つけるのです。戦いに不幸が生まれても幸せなんて一ミリも存在しないのです。

image

【AFP=時事】政府軍と反体制派の激戦が続くシリア北部アレッポ(Aleppo)市で6日、政府軍のヘリコプターが反体制派の支配地区にたる爆弾を投下し、住民ら多数が呼吸困難に陥り治療を受けた。在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が明らかにした。反体制派は塩素ガスが使用されたと訴えている。

たる爆弾が投下されたのはアレッポ市のスカリ(Sukkari)地区。監視団によれば、70人余りが呼吸困難となり治療を要した。その大半が民間人だという。

反体制派が運営する「アレッポ・メディアセンター(Aleppo Media Centre)」は、スカリは塩素ガスによる攻撃の標的にされたとツイッター(Twitter)に投稿している。

監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、この主張の裏付けは取れていないが、攻撃による死者はこれまでのところ出ていないと述べた。

スカリ地区に住む住人の一人はAFPの取材に対し、たる爆弾による攻撃を受けた後、地区内に「強烈な臭い」が漂い、自分も含めて何人もが呼吸困難に陥ったと証言している。

政府軍と反体制派はこれまで、互いに相手側が民間人を標的とした攻撃を行い、塩素ガスやマスタードガスなども使用したと非難の応酬を交わしてきた。

国連(UN)の調査団は先月、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権の部隊がこれまでに少なくとも2回、2014年と2015年に1回ずつ、化学兵器による攻撃を実施したとの報告書を発表した。

しかし、シリアと同盟関係にあるロシアはこの報告書には「大いに疑問」があると述べ、シリアのバッシャール・ジャファリ(Bashar Jaafari)国連大使も内容を否定している。【翻訳編集】 AFPBB News

シェアする

フォローする