米スタンフォード大の元学生、性的暴行で服役も3か月で出所

お酒に酔った女性に対して性的暴行をし刑務所に入った男性が、わずか3カ月で出所したとして波紋を生んでいます。検事が求めた求刑は6年と長いモノでしたが、刑務所内では模範生で予定よりもかなり短いお勤めとなったようです。これには被害にあった女性はもちろん、同じ女性として怒りを抱いた方は多いでしょう。性的暴行がこんなにも簡単に許された判例が出れば、簡単な気持ちで犯罪に手を染める人が多くなる可能性だってあるのです。もう少し被害女性の立場も考えた判決が出されることを祈ります。

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【AFP=時事】大学のキャンパス内で、女性に性的暴行を加えたとして禁錮6月の有罪判決を言い渡されて服役していたスタンフォード大学(Stanford University)の元学生が2日、態度が模範的だったとしてわずか3か月で釈放された。この事件をめぐっては、量刑が軽過ぎるとして全米で怒りの声が上がっていた。

同大学の水泳チームに所属していたブロック・ターナー(Brock Turner)元受刑者(21)はカリフォルニア州のサンタクララ(Santa Clara)郡の刑務所から出所する様子をテレビの報道番組のカメラに捉えられたが、何も語らずに車で走り去った。

ターナー元受刑者は3月、屋外にあった大型のごみ容器の裏で、酩酊状態で意識を失っていた22歳の女性を暴行したとして、性的暴行の罪で有罪判決を受けた。

検察側は禁錮6年を求刑していたが、事件を担当したアーロン・パースキー(Aaron Persky)判事は今年6月の裁判で、わずか禁錮刑6月と3年間の保護観察処分の判決を下し、非難の嵐を巻き起こしていた。自身もスタンフォード大学出身であるパースキー判事に対しては、辞職を求める運動が起きている。

今回の事件は、米国の大学で起きるレイプの問題を浮き彫りにさせ、こうした事件への対処は生ぬるく、刑事罰を免れる風潮が生まれているとする批判の声が上がっている。

被害者の女性は事件当時、スウェーデンからの留学生によって救い出された。【翻訳編集】 AFPBB News

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