イタリア中部地震、犠牲者の国葬 9歳少女のひつぎに「ごめんね」

イタリアで怒った中部地震で、がれきの下敷きになっていた二人の姉妹が発見されました。妹を守るように抱え込む姉の方は、発見当時すでに息を引き取っていたそうです。妹の方は奇跡的に息があり、姉に守られていたのでしょう。こんな姿を見てしまうと救急隊員も悔しい思いでいっぱいでしょう。棺には救急隊員から“早く見つけてやれなくてごめんね”という趣旨のメッセージを入れたそうです。震災というのは突然多くの命を無差別に奪っていく恐ろしいモノです。震災の前では私たち人間はほとんど無力同前、その中でどれだけ州との協力ができるかどうかが命運を分けることになるのかもしれません。

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【AFP=時事】イタリア中部地震の被災地に近いマルケ(Marche)州の州都アスコリ・ピチェーノ(Ascoli-Piceno)で27日、犠牲者の国葬が営まれ、セルジョ・マッタレッラ(Sergio Mattarella)大統領やマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)首相らが参列した。

会場となった体育館は、山間部のアルクアータ・デル・トロント(Arquata del Tronto)やペスカーラ・デル・トロント(Pescara del Tronto)で犠牲になった人々の葬儀場として一時的に使用されている。この日はしめやかな国葬の模様がスピーカーを通じて、外に立っていた大勢の人々に伝えられた。

地震発生から3日目を迎え、確認された死者は291人に上った。

白い小さなひつぎは9歳のジュリア(Giulia)ちゃんのもので、がれきの中から遺体が発見された時、その下にいた5歳の妹のジョルジャ(Giorgia)はほぼ無傷で救出された。ジョルジャちゃんは無事救助された最後の生存者の一人で、24日遅く以降、生存者発見の報告はない。

ジュリアちゃんのひつぎの上には、「お嬢ちゃんさようなら。間に合わなくてごめんね」と書かれた小さなメモが置かれていた。書いたのは、捜索救助活動に当たっていた消防隊員だったようだ。【翻訳編集】 AFPBB News

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