<埼玉少年殺害>「先輩に言われ蹴った」祖母に後悔の念

逮捕された少年が事件が発覚してから祖母に自分のしてしまったことを話し、後悔で蹲って泣いていたそうです。大勢の中の一人になると周りと同じことをしないと次の標的は自分になってしまうという恐怖はいつでもついて回ります。特に目の前で悲惨な状況を見ていると更に自分の意見を言えなくなりますね。しかしそう思っている人は意外と多くはず、一人が勇気を振り絞って反対意見を出すことにより、それまでただ傍観しているだけであった周囲の人も賛同してくれるかもしれません。その勇気があれば一人の人間の命を守ることができたのかもしれません。

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埼玉県東松山市の河川敷で同県吉見町の井上翼さん(16)が遺体で見つかった事件で、「先輩に『お前もやれ』と言われ、(井上さんを)1回蹴った。かわいそうなことをした」。殺人容疑で逮捕された5人のうち埼玉県川越市に住む中学3年の少年(15)は逮捕前、同居する祖母(63)に事件への関与と後悔の念を明かしていた。

26日、取材に応じた祖母によると、少年から事件について聞かされたのは、井上さんの遺体が見つかった翌日の24日夕。「先輩が人を殺したかもしれない」と告げられたという。

祖母が詳しく尋ねると「一度は止めたけど、先輩に『ここ(河川敷)にいる限り、同罪だ』と言われ、『自分もやらないと殺される』と感じて暴行に加わった。蹴った後、同級生と逃げてきた」と話した。少年は、うずくまって泣いたという。

だれが暴行されたのかと祖母が尋ねると「先輩の友達」と答え、「今回会ったのが2回目だった」と打ち明けた。祖母が謝りにいくことを勧めると、「(井上さんの)家がどこにあるのか分からない」と話した。祖母に事件を明かした後、少年は自ら警察に電話し、迎えに来た警察に同行を求められたという。

少年は以前、東松山市内に住んだことがあり、この時期に、逮捕された他の少年らと知り合った可能性がある。【安藤いく子】

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