<AV出演強要>撮影会モデルと言われ「現場では断れない」

モデルの撮影だからと撮影現場に呼ばれて、初めてそこでAV撮影だと気付かされる女の子が後を絶えないようです。信じられないことですが、現実にこういった問題と被害者が存在するのです。現場に行くともう周囲の人間は了承済みであると思っているのか淡々と作業的に進んでいくようで、ここで騙されたと声を大にして反発するのは難しい雰囲気だそうです。かなり気の強い女性ならまだしも、事故視聴の弱そうな女の子をターゲットにして声をかけているのかもしれません。もしかするとあなたがみているAV動画なんかも強要されて出演している女の子がいるのかもしれませんね。

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◇現役人気女優の証言(上)

人権団体による出演強要被害の報告、大手プロダクションなどの摘発、そして業界健全化に向けた新団体の発足--。アダルトビデオ(AV)界を揺るがす「事件」が相次ぐ中、現場で働く人々は何を思い、業界の行方をどう見ているのか。現役の人気AV女優が匿名で毎日新聞の動画インタビューに応じ、身近な強要被害や自身の体験などを語った。3回に分けて紹介する。【AV問題取材班】

この現役女優Aさんは20代。ある地方都市の出身で、自らAVに出演しようと決めて上京し、デビューを果たした。

Aさんは「強要」の一例として、友人で元AV女優のBさんのケースを教えてくれた。約4年前、「撮影会のモデル」として連れていかれたのが実はAVの撮影現場で、「それが彼女のAVデビューになった」という。通常、AV制作会社のスタッフらは、事務所スタッフが女優として現場に連れてきた時点で撮影に同意していると思い込んでいるといい、「よほど気が強くないと、(本人はAV撮影を)断れない」と指摘した。

Aさんがその後、Bさんの初めての撮影で相手を務めたAV男優に会った時に確認したところ、男優はBさんが強要されて撮影に臨んでいたことに全く気づいておらず、驚いていたという。

Aさんは、Bさんのように現場で初めてAV撮影だと知らされるケースは「(他にも)ないことはないと思う」と証言。一方、出演強要被害が社会問題として大きく取り上げられることについては、「職業差別を助長するんじゃないか」と懸念を示した。AさんはAV女優として働いていることを秘密にしており、「今、このタイミングでは親にばれたくない」と複雑な胸の内を明かした。

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◇情報をお寄せください

AV問題取材班は、出演強要や性的被害などの体験談、業界の内情に関する情報などをメール(movie@mainichi.co.jp)で募集しています。

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