クリスマスソングは不快? 長期化と連続、心の健康に影響も

コンビニバイトの友人が「歌手は分からないけど、アイドルグループのような下手糞な歌を聞かせられ続けて辛い」って辟易としてましたね。確かに訪れる客としては多くて数曲耳にするだけですけど、店員さんってローテーションで無理矢理聞かされる立場なんですよね。一般曲自体が肌に合わないって方には辛いことでしょう。この話は先の例が苦しみでは済まされずエンドレスワンコーラスを聞かせられ続けるという、むしろ地獄に相当すると思います。好きな楽曲でさえリピートで何十回も聞いていたら流石に、当初の感動は薄れ飽きてしまいますからね。あと曲の店舗が客の動きに影響するというのは初耳だったので、思い返した実感と共に驚いています。確かに何らかの作業をする際に、テンション向上を求めて曲をかけますし、気分によってどのようなジャンルを聞きたいかも変わるので、良く考えたらその通りなんですよね。

(CNN) 街の至る所で流れるクリスマスの音楽を聴かされ続けると、心が浮き立つどころか不快な気分になる――。実はそんな人は少なくない。

消費者情報誌「コンシューマー・ リポーツ」が2011年に実施した調査では、米国人のほぼ25%がクリスマスシーズンの音楽を嫌っていることが分かった。これは「特定の親類に会うこと」に次いで2番目の多さだった。

不快なバックグラウンド音楽の一掃を目標に掲げる「サウンドトラック・ユア・ブランド」(音楽配信サービスのスポティファイが支援)が米英の2000人を対象として今年秋に実施した調査でも、米国の買い物客の17%、英国では25%が、クリスマス音楽を「積極的に」嫌いと答えた。

クリスマス音楽が嫌われる一因となっているのが、過剰な氾濫(はんらん)だ。クリスマス音楽や装飾が始まる時期は年々早まり、ハロウィーンに近付いている。つまり、クリスマスプレゼントのことを考え始めるずっと前から、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」を長期間聴かされ続けることになる。

どんなものであれ、度が過ぎればイライラの種になり、ストレスを生じさせることもある。ホリデー気分が台無しになるのも無理はない。

特にこれは、仕事場で1日中、無限ループのように繰り返しクリスマス音楽を聴かされ続ける小売店の店員に当てはまる。サウンドトラック・ユア・ブランドの調査では、店員6人中1人の割合で、クリスマス音楽の繰り返しが「心の健康」に悪影響を及ぼすと回答。クリスマス気分がそがれるという回答は25%に上った。

それでも米国人の約75%はクリスマス音楽を楽しんでいる。調査会社ニールセンの2017年の調査によれば、クリスマス音楽のファンを自称するのは1980~90年代ごろに生まれたミレニアル世代が36%と最も多く、次いで60~70年代生まれのジェネレーションX世代が31%、第2次世界大戦後に生まれたベビーブーマー世代は25%だった。

小売店もそうした統計を意識して消費者の心をかき立て、財布のひもを開かせようとする。

クリスマスの音楽を場面演出と組み合わせると、買い物客が店内で過ごす時間が増え、購入意欲が高まることは、これまでの研究で実証されている。

買い物客の動向には、クリスマス音楽のテンポも関係する。「ジングルベル」のようにテンポの速い曲を流すと、客足が活気づいて店内を巡回する動きが速くなる。

それを避けようとする店側が、ナット・キング・コールの「クリスマスソング」のようなテンポのゆっくりした曲を流すのは、客に店内で費やしてもらう時間とカネを増やそうとする狙いがある。

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