中国で「キラキラネーム」の進化が止まらない 最高裁が却下した名前 ついにゲームの名前まで…

ビクトリアはヤバかったですね。思わず吹いてしまっただけに、飲み物を飲んでいたら正に「鼻から牛乳」のような古典的ギャグの大惨事に見舞われるところでしたよ。あちらのキラキラ字面を眺めていると、中華系RPGの術ないし道具の類に思えてきます。ただあちらの認識や一般感覚は存じませんけど、まだ読めて一連の意味となるなら日本のオツムが茹だった親御さんよりは幾分かマシに感じられました。まあどちらも将来的には面接で深い業を自覚することになるのでしょうが、それ以前の学業の段階で支障をきたすよりは全然宜しいかと。しいて日本より状況がキツそうな点があるとするなら、持ち上げすぎなこと。日本でも失礼ながら名前負けしてる人っていますよね。誇張しすぎて目立つような場に立ったときは、さぞ恥ずかしい思いをするんでしょうね。やはりどうあれ哀れです。

 自分の子どもに、一般的はない読み方の名前をつける、いわゆる「キラキラネーム」は、中国でも生まれています。最近では人気オンラインゲームのタイトルが、そのまま女の子の名前になりました。一方、個性的な名前を求めるあまり最高裁で却下されるものも。いったい、どんな進化を遂げているのでしょうか?

【画像】立ったまま教科書朗読・深夜まで明るい教室…中国の受験風景
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名字と合わせる

 中国のキラキラネームの特徴は、名字と名前が合体することで、特定の意味を持たせるところにあります。

 例えば「韋」という名字。親が「多利亜」という名前を付けると「韋多利亜=ビクトリア」になります。同じ「多利亜」ちゃんでも、「王」や「李」が名字だったら、その効果はありません。

 「光燦爛」は、「さんさんと輝く」という意味で、名前自体、キラキラしていますが、これが「楊」という名字と合わさると「楊光燦爛=太陽がさんさん」となります。徐さんに「栩如生」を付けると、語呂合わせで「栩栩如生」(生き生きしている)になり、キラキラネームになります。
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個性を大事にする世代

 中国では一人っ子政策が実質的に廃止され、第2子が多く生まれるようになっています。

 現在の子育て世代である20代は「90後」(1990年以降生まれ世代)と言われ、親が個性を大事にした子育てをしてきた世代と言われています。そのため、自分の子どもに個性的な名前をつけようとする傾向が強くなっているようです。

 特徴的なキラキラネームは、父親と母親の両方の姓を入れるパターンです。

 例えば、夫が張で、妻は林の場合、普通につけると子どもは「張林科」になります。ところが、占いで水にちなんだ文字が縁起がいいと言われると、「張林澤科」となり、キラキラネームになります。

 そのほか、親の名字を一つ取って、格好いい名前を付けるケースもあります。例えば「張宇浩天(親の姓は張、名前は「宇宙と天が広大である」という意味)」「陸炎之瞳(親の姓は陸、名前の意味は漢字そのまま「ほのおの瞳」になる)」「倪羅飄雪(親の姓は倪、名前の意味は「シルクの高級服と雪が舞う」)」など、ロマンチックな名前になることになります。

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