作文でいじめ訴える=原発避難の中1、報告されず―新潟

小学生の頃に、特定の人に向かって名前の下に『菌』を付けて呼んでいたと、とても後悔しています。こうして呼んでいる側は、あまりいじめている意識が薄いもので、呼ばれた方は一生覚えてものです。もしも自分が同じように菌呼ばわりされたらという置き換えができていなかったのでしょう。自分がやられて嫌なことを、別の相手にやっていたのですから、誤っても謝りきれませんね。どうしたっていじめという現実は大小あるものの消えてなくなることはないのでしょう。いじめを受けていた子供が作文にして訴えていたにも関わらず、その小学校ではいじめの報告がされていなかったようです。

東京電力福島第1原発事故で新潟県下越地方に避難している公立中学1年の女子生徒が、同級生から名前に「菌」を付けて呼ばれるいじめを受けた問題で、地元の教育委員会は21日、記者会見を開き、生徒が昨年の夏休み前に書いた作文の中でいじめを訴えていたと明らかにした。

作文を読んだ国語の教諭は、学校側に報告しなかったという。

教委によると、生徒は2012年に両親とともに福島県から自主避難した。転校先の小学校でもいじめを受けたことがあり、作文には「菌」と呼ばれたことに関する具体的な記述はなかったが、小学校時代と中学に入学してからのいじめについて書かれていた。教諭は学校の調査に対し「読んだ記憶はあるが、小学校時代のことだと捉え報告しなかった」と説明したという。

いじめは、生徒が昨年12月に両親に相談して発覚。同級生は生徒に謝罪したが、生徒は今年に入り不登校となった。教委によると、同級生は「菌」と発言したことについて、「避難者と結びつけて言ったのではない」と話しているという。

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