童謡「森のくまさん」問題 嘉門達夫が語る、替え歌の神髄

公式にCDを出すようであれば、絶対に原作の作者に許可をとるべきでしょう。というよりも今回替え歌で著作権の権利を侵害していると訴えられている、お笑い芸人のパーマ大佐さんが、最初に確認するべき当たり前のことを怠っていたことに驚きです。これは訴えられても仕方がないかもしれませんね。明らかに替え歌であることが分かる曲、作者がどういった思いを込めて作り上げられた曲かわかりませんが、色々な思いが詰まった曲かもしれません。それを面白おかしく作り変えて、テレビの前で披露するのは、ストップがかかって当然です。

童謡「森のくまさん」をめぐる替え歌問題が波紋を広げている。「替え歌メドレー」で知られるシンガー・ソングライター、嘉門達夫(57)は替え歌の神髄を語った。

お笑い芸人、パーマ大佐(23)による童謡「森のくまさん」の替え歌芸を収録したCDが、オリジナルの日本語訳詞者の権利を侵害しているとして、慰謝料などを請求されている。

嘉門は替え歌をCD化する際について、「最低限やらなければならないのは、楽曲の権利を管理している出版社に『この楽曲のこの部分をこういうふうに変えていいですか』『この曲順でやります』ということを明確にした形で送り、OKが返ってきたものに限ってCD化しています」と明かす。

もちろん許可を求めてもすべてがOKになるとは限らない。「ケース・バイ・ケース」としながらも「たとえNGが出ても、それぞれが誠意を尽くすことで人間的なやりとりが生まれるんです」と真の面白みを語る。

そして「楽曲を作った人だけでなく、替え歌のネタになる人からもきちんと了解を取ります。社会風刺など辛口なものもあるが、基本的にはみんなが心地よく笑えることが大切。替え歌を歌うことで嫌な思いをする人がいるならば、避けるべきでしょう」とも。だから長年、替え歌を歌い続けることができるのだ。

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