業界初 全11席のありそうでなかった「完全個室」バス 実現できたワケとは

高級志向が高まる中で、バスも同じように高級感を求めた完全個室バスが登場しました。電車や船、飛行機でも特別席のようなものがありますが、そういえばバスにはそういったシートは見当たりません。そこで考えられたのが完全に一つ一つのスペースが壁で区切られた個別のシートで、これならば周囲を気にすることなくゆったりとバスに乗ることができますね。ツアーなどの長旅の場合でも、このくらいプライベートスペースがあるとゆったりと旅行を楽しむことができそうです。何度か夜行バスを利用したことがありますが、長時間ともなると狭い椅子に同じ姿勢で乗りつづけることと、周囲の目を気にしながら過ごすことに体も精神もどっと疲れがやってきます。

定員も「業界最少」

業界初 全11席のありそうでなかった「完全個室」バス 実現できたワケとは

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」の車内。通路の左右に、天井まで達する壁で仕切られた個室が並ぶ(写真出典:関東バス)。拡大写真

関東バス(東京都中野区)が全席「完全個室」の夜行高速バス「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー) 東京・大阪号」を、両備ホールディングス(岡山市)と共同で2017年1月18日(水)から運行。その車両が1月11日(水)、中野サンプラザ(東京都中野区)で報道陣へ公開されました。

【写真】個室の内部

関東バスによると、業界で初めて、全席を扉付きの完全個室とし、「まるでホテルに宿泊しているような感覚」とのこと。11人という定員も、業界では最少といいます。

業界初 全11席のありそうでなかった「完全個室」バス 実現できたワケとは

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」の車両は、三菱ふそうトラック・バスの「エアロクィーン」(写真出典:関東バス)。拡大写真

各個室は幅約85cm、奥行き約160cm(部屋により若干の差異あり)で、全面カーペット敷き。スリッパやミネラルウォーター、アイマスク、耳栓、歯ブラシなどのアメニティが用意されるほか、コンセント、充電用USBに加えて車内Wi-Fi、プラズマクラスターイオン発生機なども備えられます。トイレは温水洗浄機能と水浄化機能付き。パウダールームも独立して設置されます。

このバスの最大の特徴は、全室扉付きで、仕切りが天井まで達していること。これまで、座席の前後や側面を部分的にパーティションやカーテンで区切ることにより個室空間を作るバスはありましたが、天井まで扉と壁で仕切った“完全個室”は初めてです。

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