エコキャップ推進協、事業費の5割超を「身内」に還流

小学校の頃には学校側が積極的に集めていたので、各家庭から定期的に回収する日があり、大量のペットボトルキャップが集められました。実際にあれがどのようにリサイクルされていくのかは知りませんでしたが、当時は車いすなどになると聞いていました。こういったキャップ集めも一人一人の意識でだいぶ回収量も変わってくるでしょう。普段何気なく捨てているキャップ一つ一つに価値があるのです。どこかで誰かのためになっていると思ったら、ゴミだったはずのキャップが別のモノに生まれ変わるかもしれません。

ペットボトルキャップのリサイクルを呼びかけているNPO法人「エコキャップ推進協会」(エコ推、横浜市)が2014年度(14年9月~15年8月)、キャップの売却益を主な原資とする事業費の5割超を、子会社を通じて理事長や一部理事らの給与に充てていたことが分かった。事業費の過半が「身内」に還流していたことになる。

横浜市に提出された事業報告書によると、エコ推は14年度の事業費6139万円のうち、約7割に当たる4157万円を運営事務費などの「業務委託費」として計上し、大半を子会社「スタッフルーム」に支払っていた。

同社の社長はエコ推の事務局長。社員には、エコ推の矢部信司理事長や矢部氏の家族、一部理事のほか、エコ推事務局のスタッフらが名を連ねる。

業務委託費のうち3200万円が人件費。矢部理事長は、エコ推の役員報酬(月額20万円)に加え、スタッフルームの社員として毎月35万円の給与を受け取っていた。

エコ推は、子どもへのワクチン寄贈や途上国の貧困救済支援、障害者の自立支援を定款に掲げるが、14年度は寄付金などの合計は事業費の約2割、1349万円だった。

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