理研、終身雇用を4割に…「任期付き」から選抜

60歳の定年まで働けるという保証があるだけでとても安心な職場ですね。いつ首を切られるのかと、ドキドキしながら働くのも憂鬱です。年金がもらえる年になっても、それだけではせいかつできないとなれば、70でも80でも外に働きに出る必要があります。よく住宅展示場の看板を外でひたすら抱えている高齢者や、スーパーのカートを一日中集める仕事をしているのを見ると、自分も高齢になっても働き続けなければならないのか、と少し落ち込みます。しかしまだまだ自分たちには時間があります。働かずにゆったりとした老後を送るためにも、今頑張って働くことで違った未来が見えてくるでしょう。

日本最大級の研究機関・理化学研究所(理研)は、60歳の定年まで働ける長期雇用の研究者を、将来的に全体の4割に増やす方針を決めた。

任期付きで雇用されている研究者を選抜し、定年まで雇用する新制度を4月から導入する。

優秀な中堅や若手に、安定した生活と研究環境を保障し、人材を長期的に育てる狙いがある。財政が厳しい中、国立大などでは、雇用期間を数年に区切った「任期付き研究者」が若手を中心に増えており、国内トップ機関の改革は、研究現場の雇用のあり方に一石を投じることになりそうだ。

理研の研究職は昨年4月時点で約2930人で、うち約2600人が任期付き研究者だ。

理研の計画によると、まずリーダー格の任期付き研究者を対象に公募を始め、審査のうえ、4月から60歳までの長期雇用に変える。その後は、若手を含む一般研究職にも新制度を拡大、新規採用でも長期雇用を増やす。

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