日清食品が「炎上」しても攻め続けられる理由

10分どんべいは私も試したことがあります。ネットで話題になり、そんなおいしい食べ方があったことを自社が把握していなかったという事で、謝罪文まで出して、さらに話題になりましたね。どんべいのカップラーメンを通常3分から4分の待ち時間のところ10分放置することで、まるで生めんのような食感になるというものです。確かに少し膨れ上がった麺がもっちりしていて生麺のように感じられました。しかし私は感動するほど美味しかったかと言われたらそうでもなかったような気もします。しかしカップラー麺は私たちには切っても切り離せない病み付きになる中毒性がありますね。

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■「WOMJアワード」の大賞に日清食品が選ばれた

今年も終わりが近づき、流行語大賞やヒット商品番付など今年、注目された話題がさまざまな賞(アワード)として表彰されています。今年は、日本のネット上におけるクチコミで最も話題になった企画を表彰する「WOMJアワード」が新設され、初の大賞に日清食品が輝きました。

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日清食品といえば、今年の3月に放映した「OBAKA’s UNIVERSITY」というテレビCMについて、視聴者からの一部から強い批判が寄せられたことで放送中止となったことが話題になったことを覚えている方も少なくないでしょう。

今回の日清食品の大賞受賞は、もちろんこの「OBAKA’s UNIVERSITY」だけで選ばれているわけではありません。実は今年の日清食品は、「10分どん兵衛」に、チキンラーメンのバズ動画、さらには「謎肉祭」とネット上の話題を量産していた年でもあったのです。

簡単にそれぞれの企画をご紹介しましょう。

「10分どん兵衛」は正確には今年ではなく昨年12月に実施された企画になります。もともとは、タレントのマキタスポーツさんが提案した「お湯を入れて10分待ったどん兵衛がめちゃくちゃ美味しい」という自然発生の話題が起点。

それに対して日清食品はすかさずスピード対応で、謝罪形式のウェブサイトを展開。売り上げが前年比150%にまで伸びる驚きの展開になったそうです。

参考:日清食品「10分どん兵衛」がネットで話題化 売上50%増加した理由とは

チキンラーメンのバズ動画

チキンラーメンのバズ動画は、「侍ドローン猫アイドル神業ピタゴラ閲覧注意爆速すぎる女子高生」というタイトルで7月にYouTubeに投稿されたネット動画のこと。いわゆるバイラル動画と呼ばれるネット上で話題を読んだ動画の要素を、チキンラーメンを作っている時間の3分弱の動画に詰め込み、今も昔も変わらずに愛されているチキンラーメンのおいしさを表現するという逆説的な表現方法で話題を呼び、100万回以上再生されています。

■自虐的なネーミングで大きな注目を集めた

「カップヌードルビッグ “謎肉祭” 肉盛りペッパーしょうゆ」は今年9月に発売されたカップヌードル誕生45周年記念商品。商品のコンセプトはもちろん、あえて自虐的とも言えるネット上の呼び名を製品につけた日清食品の姿勢が発売と同時に大きな注目を集め、あっという間に品切れに。オークションで数倍以上の高値がついて転売されるような話題を呼びました。

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