ヘリウム風船110個を付けた椅子で飛行した男に罰金刑、カナダ

このニュースを見た時に『カールおじさんと空飛ぶ家』を思い出してしまいました。風船の浮力を使って家ごと空へ浮かび上がり、色々な場所を見て回るのですが、最終的には長年連れ添ったおばあさんが行きたかったところへとたどり着きます。いつも隣で笑っていたおばあさんを亡くし、心にぽっかり穴の開いたカールおじさんでしたが、このたびを経て、小さな少年との出会いもあり、新たなスタートを決意するのです。しかしこれが現実に同じようなことを起こすと逮捕されるようなことなんですね。なんだか夢があっていいような気がしますが。

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【AFP=時事】ヘリウムガスで膨らませた110個の風船を結び付けたローンチェア(庭用の椅子)に乗ってカナダ西部カルガリー(Calgary)上空を飛行して逮捕、起訴された男に22日、罰金5000カナダドル(約44万円)の支払いが命じられた。カナダ公共放送CBCが報じた。

ダニエル・ボリア(Daniel Boria)被告は2015年7月5日、酸素ボンベとラジオ、パラシュートを装備してゴルフコースからヘリウム風船で飛び立たった。自らが営むクリーニング店の宣伝が目的だったという。

ボリア被告の飛行中、カルガリー国際空港(Calgary International Airport)からは旅客機24機が離着陸し、そのうち2機はボリア被告の下を通過したという。航空管制官は最後までボリア被告の正確な位置をレーダーで特定することできなかった。

ボリア被告は強風にあおられて予定していた飛行経路から外れたためパラシュートで降下し、地上に降り立ったところを追ってきた警察に逮捕された。

ボリア被告は航空機で危険な飛行をした罪を認め、罰金に加え、慈善事業に2万カナダドル(約170万円)を寄付することも命じられたという。AFPはアルバータ(Alberta)州の地方裁判所に取材したが、対応した係員は判決内容を確認できなかった。

多数のヘリウム風船による飛行は、1982年に米カリフォルニア(California)州で行われたのをきっかけに世界各地に広がり、極限状況で行われる「エクストリームスポーツ」の一つにもなっている。【翻訳編集】 AFPBB News

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