<日大東北高>相撲部を無期限休部 全校集会で校長謝罪

教師から生徒への体罰の数がなかなか減りませんね。生徒は教師のストレスの捌け口ではありません。練習と偽り、体に後の残るような肉体的暴力や、言葉で追い詰める、精神的な暴力は断じて許せません。こちらの相撲部でも腕立て伏せの練習中に、下にのこぎりを置くなど、信じられないような体罰が毎日繰り返されていたようです。しかしここまでされても部活をやめることなく続けている生徒たちの気持ちの強さは認めなければなりません。生徒は何も問題ないのにここまで我慢して続けてきた部活が休部という形になってしまうのは、なんだか報われないような気がします。

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日本大学東北高校(福島県郡山市)相撲部で顧問を務める20代の男性教員らがハンマーなどを使って部員に暴力行為を繰り返していた問題で、同校は19日、部活動の継続が困難として、相撲部を無期限の休部にした。一方、同校が県の通知に反し、男性教員らの暴力行為について報告を怠っていたことも分かった。

同校によると、松井弘之校長が朝、校長室に相撲部員を集め、休部を伝えた。顧問は19日から自宅謹慎中で、部員は3人在籍している。

暴力行為の未報告については、県によると、2012年に大阪市立桜宮高校バスケットボール部の男子生徒が、顧問からの体罰を苦に自殺した事件を受け、文部科学省が13年に体罰禁止の徹底などを求める通知を各都道府県に出している。県は同年8月、県内の私立小中高校に、体罰の概要▽学校の処置▽今後の対応--を報告するよう求めていたが、日大東北高は今年7月、男性教員が部員に暴行し、けがをさせたことを把握したにもかかわらず、県に報告していなかった。

県私学・法人課の岡崎拓哉課長は、体罰との認識を示し「事案の性質からして、報告すべき事案だ」と話す一方、松井校長は「この段階で必要ないと判断した」と釈明している。

同校では19日朝、全校集会が開かれ、松井校長は生徒約1400人に経緯を説明したうえで「皆さんに迷惑を掛けて申し訳ない。学校全体で暴力への対策をとっていきたい」と謝罪した。今後、保護者説明会も開く方針。3年生の男子生徒(18)は登校時、「本当にひどいなと思います」と憤っていた。【土江洋範、宮崎稔樹】

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