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世界にたった43人の黄金の血液って何?

abo

人口の0.01%未満しか持っていないという「黄金の血」とは?黄金といっても血液の色が黄金な訳ではなく、とても希少な血液が存在していたのだ。
この世で確認されている血液はA・B・O・ABだけではなかった!一般的に私たちが日常生活でよく使っている血液型はABO式とよばれる血液型であり、A型・B型・O型・AB型のような馴染みのある呼び方だが、その他にも様々な血液型が存在しています。
多くの血液型は、赤血球の表面にある抗原によって識別されますが、今回紹介する黄金の血液は「Rh null」型というもので、代表的なD,C,c,E,eの5つの抗原をすべて持たない血液型なのである。

血液型は赤血球の表面にある抗原によって決まっていて人間の赤血球の表面には最大で342種類もの抗原が存在するらしい。

「抗原を一切持たない血液」つまりはあらゆる血液に対して陰性な血液なため、免疫システムが拒絶反応をおこすことなく輸血ができるようなのだが「Rh null」型を持つ人で、輸血に応じることを了承しているのは世界43人中たった6人だけのようだ。

ただ大変なのはこの特別な血液の人が逆に輸血を受ける時だ。この場合はABO式血液型が同型である『Rh null(アールエイチヌル)』の人の血液しか輸血を受けることが出来ません。

この「Rh null」型が発見されたきっかけは40年も前、当時10歳の子どもであったトマス君がジュネーブの大学病院に運ばれ感染症にかかっていた彼の血液を調べてみると血液型を判別するための抗原が存在しなかったようなのです。

実際には数多く存在する血液型抗原ですが、このどれにもあてはまらず、トマス君の血液中には全てのRh抗原が存在しなかったのです。
当時のジュネーブ大学病院のマリ・ホセ博士はこれが全く信じられずにアムステルダムとパリにある研究所にもトマス君の血液の解析を依頼したそうで、その結果トマス君の血液型は全ての抗原を持たない「Rh null」であったことが判明したのです。

研究者達は家系や親戚などいろいろと調べあげたが通常ならあり得ないような確率で生まれたトマス君の「Rh null」型は完全なる突然変異により出現したものだったようです。

その他にも希少な血液型が・・・・

70万人に一人と言われるバーディーバー、100万人に一人の確立のボンベイ型、そして極めて稀な存在のp(スモールピー)やK0(ケーゼロ)などがあるらしい。