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5月15日月曜日は特に厳重注意! – ランサムウェア「WannaCrypt」の攻撃

世界中でたくさんの被害をもたらしている脅威のランサムウェア「WannaCrypt」とは、主にEメールやその添付ファイルが原因で広がる凶悪なコンピュータウイルスの一種であり、感染したパソコンはファイルが暗号化されてしまいアクセスできない状況になってしまいます。そして、暗号化を解除して再びパソコン内のファイルにアクセスできるようにするために金銭を要求してくるというものです。まるで我が子を誘拐され犯人から身代金を要求される親のような状況のため、Ransom(身代金)と呼ばれています。昔から言われていることですが、Eメールを不用意に開いてはいけませんし、ましてや添付されているファイルを実行するなど言語道断です。現実世界だけでなくインターネットの世界にもパソコンや個人情報を危険にさらしてしまうような罠がたくさん潜んでおり、そういった危険から自分の身を守るためにも少し用心しすぎな方が良いぐらいです。

すでに何らかの報道で目にしている人は多いと思うが、ランサムウェア「WannaCrypt」が世界各国で大きな被害をもたらしている。主に法人を対象に大規模な攻撃が行われており(もちろん個人にも)、約80%がメールと添付ファイルによって拡散中だ。日本でも多数の検出報告があるため、メールチェックが急増する週明けの5月15日月曜日は特に注意してほしい。

WannaCryptは、感染したPCのファイルを暗号化し、解除のために身代金を要求するランサムウェアだ。トレンドマイクロのセキュリティブログによると、WannaCryptは2017年4月に、DropboxのURLを悪用して拡散する暗号化型ランサムウェアとして確認されたとのこと。

今回の世界的な被害は、Windows OSのファイル共有サービス(SMB v1)が抱える脆弱性「CVE-2017-0145」を悪用し、感染を広げている。1台のPCに感染すると、Windows OSのファイル共有機能を介して、ネットワーク内のPCにも次々と感染するからタチが悪い。身代金を要求する画面上のメッセージは、日本語にも対応している。

ただしこの脆弱性は、Microsoftが2017年3月にリリースしたセキュリティ情報「MS17-010」、およびセキュリティ更新プログラム「4013389」にて対策済みだ。また、5月14日に投稿された日本マイクロソフト「TechNet 日本のセキュリティチーム」ブログでは、「現時点では WannaCrypt で使用されている悪用コードは Windows 10 には無効であることを確認しています」とされている。あくまで「現時点」なので、油断禁物なのは言うまでもない。

従って脅威にさらされるのは、
・Windows 8.1以前のWindows OS(サーバーOSについては割愛)
・セキュリティ更新プログラム「4013389」を未適用
・「SMB v1」が有効
という環境だ。

WannaCryptが進化し、Windows 10をターゲットにするようになれば、当然だがWindows 10環境でも対策を講じる必要がある。

○まずはセキュリティ更新プログラム。例外的に「Windows XP」用を配布中

ではどんな対策をすればいいのか。

とにもかくにも、セキュリティ更新プログラム「4013389」の適用が第一だ。すぐにWindows Updateを実行してほしい。Microsoftは影響の大きさ考慮し、すでにサポートが終了したWindows XP、Windows 8、Windows Server 2003についても、例外的にセキュリティ更新プログラムをリリースした。

そのうえで、以下の対策を推奨している。

・セキュリティ対策ソフトウェアを最新の状態にする。
・SMB v1を無効化する。方法については「マイクロソフト サポート技術情報 2696547」を参照のこと。
・外部ネットワークからのアクセスに対して、SMBが標準で利用する「TCP 445」ポートをルータやファイアウォールでブロック(遮断)する。

参考までに、Windows 10においてSMB v1を無効化する方法は、別記事「Windows 10ミニTips 第153回 セキュリティレベルを高めるために、SMBバージョン1を無効化する」を参照してほしい。

○メールの添付ファイルを開かない、クリック/ダブルクリックしない

上記の対策は根本的なものだが、企業では一個人ユーザーが実行できない場合も多いだろう(セキュリティ管理者のみ実行可能)。

オフィスの一個人としてできるのは、メールの添付ファイルをクリック/ダブルクリックしないこと、クラウドストレージやファイル転送サービスで送られてくるファイルをクリック/ダブルクリックしないことだ。まずはシステム管理者に問い合わせ、オフィスのPC環境が対策済みであることを確認したうえで、上記のようなファイルを開くようにしてほしい。

システム管理者がいない場合、さらにセキュリティ更新プログラムの適用も個人ベースで運用しているような場合は、真っ先にWindows Updateを実行する。次に、セキュリティ対策ソフトウェアを起動して、マルウェア定義ファイルなどを手動で更新しておこう。

余談だが、この記事を読んでくださった読者諸氏の多くは、セキュリティに関する情報感度と知識をお持ちだと思う。ぜひ、周りの人たちにも注意を促してもらえるようお願いしたい。


歩数計と連動、安否確認アプリ 京都の79歳が開発

以前、80歳を超えた女性が独学でプログラミングを学び、一人でiOS向けにゲームアプリを開発したことが話題になりました。そして、今回は79歳の男性がが歩数計と連動して安否確認ができるスマホアプリを開発したことがニュースになっています。このアプリによって自分で助けを呼ぶことができない状況でも自動的に救急メッセージが送信されるため、思わぬ事態でも救急隊が助けに掛けつけられる可能性が増えるのでないかと期待できますね。年々高齢化社会が深刻になっている現在の日本ですが、高齢者にしか分からない悩みや不満を解決するアプリをシニア世代の人が次々と開発する時代に突入するかもしれませんね。老人と言ったら将棋・囲碁・ゲートボールという固定概念が存在しましたが、これからはデジタルな部門にも興味を持ち知識や技術をどんどん吸収して、現役で働く人たちが思いつかないような面白いものを開発してくれるかもしれません。

京都府城陽市の高齢男性が歩数計と連動して安否確認ができるスマホアプリを開発した。心拍数や歩数などに異常があった場合、知人や家族に連絡が届く仕組み。無料で提供し、同市や精華町の市民グループらが試験運用している。

■緊急時、位置情報付きのメッセージ

城陽市寺田の登尾猪三郎さん(79)。40代でシステム開発などを手掛けるベンチャー企業を立ち上げた。一線を退いた後は頻繁にフルマラソンを完走するなど運動や健康に関心を深めている。精華町の健康づくり事業などに、パソコンを使った歩数測定で協力してきた。

アプリの発想は二十数年前。高齢化で見守りをする人が少なくなる将来、パソコンで役に立ちたいと思いついた。実際に開発を始めたのは約5年前で、かつての同僚がボランティアでプログラムを組んだ。

腕時計型のデジタル歩数計が計測する心拍数や歩数を、複数のスマホで同時に閲覧できる。心拍数が平均値から大きく外れたり、歩数計が一定の時間、動かなかったりする場合、事前に登録している家族らのスマホに、位置情報とともに緊急メッセージが届く。

8日、同町の健康づくり事業の市民ボランティアスタッフに、登尾さんがシステムの説明をした。スタッフたちは「近所の人に連絡が届くと心強い」と感想を話していた。

城陽市ではすでに、見守りボランティアグループが実証実験に参加している。登尾さんは「緊急時にこれ以上、早く知らせる方法はないのでは。高齢者自身がスマホを操作する必要もない。利用者の意見を聞いてよりよいものにし、広めていきたい」と意気込んでいる。


ガリクソンと飲酒同席、門楼まりりん 所属事務所が無期限謹慎処分

先日、よしもと芸人のガリガリガリクソン容疑者が酒気帯び運転の容疑で逮捕されましたが、どうやら門楼まりりんさんという女性タレントと一緒に飲んでいたようです。うーん、誰?しかも、ガリガリガリクソン容疑者がどんなお酒を何杯飲んでいたという内容のツイートを書いていたようで、彼女の所属事務所がツイートをやめるように注意したにも関わらなかったため無期限の謹慎処分になってしまったようです。一体、何が面白くてそんな内容のツイートをしたのでしょうかね。全くもって意味不明です。なお、ガリガリガリクソンが何人で飲んでいたのか、他に一緒に飲んでいたメンバーは誰がいたのかは不明です。店側や一緒に飲んでいた知人たちは、ガリガリガリクソン容疑者が自動車を運転して帰ることを知らなかったのでしょうかね?しっかりと調べ上げて欲しいものです。

ガリクソンと一緒に飲酒していたグラビアタレント門楼まりりん(25)について、所属事務所が無期限謹慎処分としたことが14日、分かった。

門楼は自身のツイッターで、酒席でのガリクソンの様子を「ほとんどロックに近いハイボールを40杯は軽く余裕で超えてた」などとツイート。捜査継続中ということもあり、事務所が不謹慎な内容のつぶやきをやめるよう通告したが取り合わなかったという。関係者は「周囲に多大なる迷惑を掛ける行為だったので、謹慎処分にいたしました」としている。門楼は最近、別のネット上の書き込みでトラブルになっていた。現在ツイッターの投稿は全て削除されている。

門楼は12日に大阪市中央区のバーで、知人男性に呼び出されて合流したガリクソンと飲酒。この日が初対面だった。


森口博子の「アニソンが私を生んだ」発言にガンダムファンが激怒したワケ

なぜ、ガンダムファンは森口博子に対して激怒しているのか?それは、デビュー当時はアニメの主題歌を歌っていたことを黒歴史としていたにも関わらず、ガンダムがいろんな世代で大人気となりアニソンが受け入れられ始めた最近になって急にオタクに擦り寄ってきたためのようです。これは、怒る人が多いのも無理はありませんね。「アニソンは嫌」と言っていたのに人気が出た途端に手のひらをクルッとさせるような人間に嫌悪感を抱くのは当然です。しかし、「機動戦士Zガンダム」の主題歌になった「水の星へ愛をこめて」が有名になりすぎてガンダムの主題歌を歌っていた人というイメージしかありませんし、売れるためなら何でもするような人間でないと生きていけない厳しい世界ですから仕方ない気もしますね。

タレントで歌手の森口博子が、5月10日に行われたテレビ収録後の記者会見で発した言葉にガンダムファンから大ブーイングが沸き起こっている。

森口が出演したのは「Anison Days」(BS11)。“アニソン”ことアニメソングの名曲を振り返る番組で、森口は「こういう番組をやりたかった。実現できてうれしい」とコメント。さらに自身のデビュー曲で「機動戦士Zガンダム」の主題歌になった「水の星へ愛をこめて」について聞かれると、「歌手の森口博子を生んでくれた」と振り返った。これにガンダムファンがカチンときたという。なぜか。

「ガンダムファンにしてみれば『しれっと何をいってやがるんだ!』という気持ちでしょうね。というのも、森口はかつてガンダムの主題歌でデビューしたのが嫌だったと発言しているからです。今でこそアニソンは世間的に認められていますが、以前は『子供だましの音楽』扱いでしたから嫌だったんでしょう」(エンタメ誌ライター)

森口が歌った「水の星へ愛をこめて」はガンダムシリーズの音楽の中でも名曲のひとつに挙げられる。その歌手が「アニソンは嫌」と斬り捨てたため、ファンが裏切られた気持ちになっても不思議はない。

「今はアニソンの地位が向上したこと、彼女が歌謡曲でヒット曲が出ずアニソン頼りになっていることもあって、森口は『嫌だった』発言を封印しています。それでもいまだに彼女の昔の言葉を引っ張り出してくるガンダムファンは多い。それだけ怒りが大きいということでしょう」(前出・エンタメ誌ライター)


<アマミトゲネズミ>iPSから卵子と精子 絶滅対策に期待

さすが「万能細胞」とも呼ばれるiPS細胞、またの名を人工多能性幹細胞。iPS細胞を使うことで人の手を使って繁殖を手助けすることが可能になり、絶滅の危機に陥っている動物を救う救世主になるかもしれません!しかし、なぜその動物が絶滅の危機に陥っているのかを解明し、その原因を取り除かなくては絶滅危惧種の動物を救ったとは言えないでしょう。これでは、ただ命を悪戯に弄んだだけに過ぎず、人間の身勝手な環境破壊において住処を失い生きていくことが困難になってしまった生物を本当の意味で救うことは出来ません。また、化学が進歩することで人間の生活は便利になり、またまるで神の力を得たかのようにさまざまな奇跡が可能になりますが、それと同時に今後更に研究が進むにつれどうなってしまうのか不安に駆られてしまいます。ところで、STAP細胞はありまぁしたか?

絶滅危惧種・アマミトゲネズミの体細胞で作ったiPS細胞(人工多能性幹細胞)から卵子と精子を作り出すことに成功したと、宮崎大の本多新(あらた)研究員(発生生物学)らの研究チームが12日付の米科学誌電子版に発表した。ラットとマウス以外のiPS細胞からできたのは世界初といい、希少種の絶滅防止対策に役立つ可能性があるという。

アマミトゲネズミは体長約12~15センチの哺乳類。鹿児島県の奄美大島にのみ生息する国の天然記念物のため、通常は実験で使えない。チームは、保護のため捕獲しようとした時に偶然切れ落ちた雌の尾の細胞から、さまざまな組織や臓器に変化するiPS細胞を作製。これをマウスの受精卵(胚)に注入して雌マウスの子宮に移植して出産させた。すると、生まれた雌マウスはアマミトゲネズミの卵子、雄マウスはその精子をもっていた。

ヒトなど哺乳類の雌雄を決める性染色体は2本あるが、アマミトゲネズミは他の哺乳類では雌になるためのX染色体しかない。進化の過程で雄になるためのY染色体を失ったとされるが、それがなくても雄も生まれ、どのように性別が決まるのか分かっていない。本多研究員は今回の成果について、「他の哺乳類も含め、性別が決まる過程の解明にもつながる」と話した。【斎藤有香】


幻のスーファミ用ソフト「改造町人シュビビンマン零」がまさかの復刻 ROMカセットで6月下旬発売

えっ!?現在は、VR(バーチャルリアリティ)をゲームで体験できる時代ですよ!?低スペックマシンを連発する任天堂ですら、ニンテンドースイッチ向けの『マリオカート8 デラックス』にて1080p/60fpsでの動作を実現する時代ですよ!?そんな2017年にスーパーファミコン用の新作ソフトが発売されるなんてとても信じられません。しかし、どうやら遅れてやって来たエイプリルフールネタなどではなく本当のことのようです。一体、どれぐらい売れるのか興味はありますね。でも、それ以上にどういう経緯でこれが今さら発売されることになったのかという裏事情の方がゲーム内容や売り上げなんかよりもよっぽど気になります。なお、スーパーファミコン本体を所持していなくても互換機でも動作するようです。

スーパーファミコン向けに開発されるも、市販されなかった幻のゲーム「改造町人シュビビンマン零」が復活決定。スーパーファミコンや互換機で稼働するROMカセットとして発売されます。

メサイヤからPCエンジン向けに3作が発売されていたシリーズ。4作目の「零」は完成しながらも市販には至らず、1997年に当時任天堂が手がけていたデータ放送サービス「スーパーファミコンアワー」(※)配信タイトルとして提供されました。

※1995年から2000年まで提供されていた、BSアナログ放送を利用したサービス。スーパーファミコン用周辺機器「サテラビュー」で、ゲームや追加コンテンツを無料で受信して遊ぶことができた

内容は主人公の「らいた」と「あずき」が、世界征服をもくろむ「BB団」と戦う横スクロールアクション。2人同時プレイも可能で、連携して協力技を放つこともできます。

現在メサイヤブランドを保有するエクストリームからライセンスを受け、コロンバスサークルが発売。6月下旬、税別6480円での販売を予定しています。

(C)extreme


大ヒット「新ゼルダ」開発の狙いを青沼Pに聞く

2017年3月3日に発売され世界中で爆発的な売り上げを記録している任天堂の最新ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドー スイッチ)」。そして、ニンテンドースイッチのローンチソフトでありWii U版も同時に発売されたゼルダの伝説シリーズ最新作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』も非常に評判が良く、未だに他にろくなソフトが発売されていないにも関わらずニンテンドースイッチが売り切れ続出するほどの人気なのは間違いなく新ゼルダのおかげでしょう。また、期待の新作『スプラトゥーン 2』の発売日も7月21日に決定したため、それに向けて早めに本体を確保しておこうと考えているユーザーも多いことと思います。相変わらずサードパーティーの新作ソフトが全然発表されない状態が続いていますが、6月13日から15日に掛けてロサンゼルスで開催される世界最大のゲーム見本市「E3 2017」では任天堂のビデオプレゼンが実施されることも決定しているため、どんな新作や新情報が発表されるのか大きな期待が集まっています。ここまで本体が売れていれば、いくら性能が低くてもさまざまなメーカーが新作ソフトを開発しようと考えてくれるでしょう。

据え置き型と携帯型の機能を併せ持ち、外でも家でも1台で遊べる新機軸のゲーム機「Nintendo Switch」(任天堂)。ゲーム業界の最大商戦期である12月ではなく3月に発売されたにもかかわらず、予約が殺到。1カ月たっても入手困難な状況が続いた。

ヒットの原動力となったのが、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。決められたルートに沿って攻略するのではなく広大な世界を自由に探索できるオープンワールド(同社ではオープンエアーと呼んでいる)形式をシリーズで初めて採用するなど遊び方を一新した意欲作で、国内約35万本(2017年4月9日時点、「ファミ通」調べ)、北米130万本以上(2017年3月時点、NPD調べ)を売り上げるヒットとなっている(関連記事「大ヒット! Switch版『ゼルダ』の魅力は“何でもあり”」)。

なぜ今、オープンワールドを採用したのか、同社プロデューサーの青沼英二氏に聞いた。

――シリーズ初となるオープンエアー(オープンワールド)形式を採用したことに注目が集まっています。なぜ今、オープンワールドなのですか。

青沼英二プロデューサー(以下、青沼): 「時のオカリナ」で初めて3Dで遊ぶゼルダを作ったとき、我々が注意したのは3Dに慣れていない方に対して、広い世界でも迷わず先に進めるという「ルート」を示すことでした。

当時、それは正しいことのように思えました。しかし、シリーズを積み重ねるうちに、「迷わない」は「それしかできない」「逃れられない」という閉塞感を生むことになり、それを不満足に感じる方も多くなっていきました。

「オープンエアー」とはまさにその「閉塞感」からの解放を意味する言葉です。シームレスにつながる広大な世界を自由に探索して、自分なりの「答え」を見つけ出して進めることができるので、その「体験」は100人いたら、100通りあるものになっていると思います。

――オープンワールドのゲームといえばパソコン向けゲームのイメージが強いですが、従来型のオープンワールドゲームのシステムから大きく改良した点はありますか。

青沼: 最も大きく異なるのは、起伏に富んだ地形構造と、それを縦横無尽に踏破できるプレイヤーの“性能”(能力)だと思っています。

広い世界であっても、平坦な場所がただ延々と続いていたのでは、新たな場所を発見する喜びは少ないですが、かといって山で閉ざされた場所をいちいち迂回しないといけないのでは、自由に探索する喜びはなくなってしまいます。

今作ではさらに、高い場所から見下ろしたときに、自分の目で目的地を発見して、そこにアプローチするという動線を大切にしたかったので、そこまで一気に降りていける「パラセール」というアイテムを作りました。「探索」を最大限に楽しんでいただけるポイントになっていると思います。

――これまでのオープンワールドのスタイルに比べて自由度が格段に高い印象ですが、開発に苦労されたのはどのような点でしょうか。

青沼: 自由度があっても「目的」がなければ長くこの世界を楽しんでもらうことはできないし、遊んでくださる方によってその「目的」もさまざまにチョイスできなければ、結局は「決められたルート」で遊ぶようなことになってしまいます。

そこで、ゲームを進めながら目的意識を持って探したり集めたりするアイテムには、さまざまなものを用意しました。

また、このゲームには敵がたくさん登場します。しかし、敵を倒さなくてもうまくやれば先に進めますし、敵を倒して得られる物は次の敵を倒すために有効な物で、その倒し方も単に対峙して倒すという手法以外に、さまざまな方法が取れるようにしてあります。

つまり、「答え」がさまざまにあるけれども、それが全編を通してあらゆる「目的」に向けて発見できるようにしています。

――発売後、ネット上では新しい遊び方を投稿するファンが続出していました。想定していなかったものもあるのではないですか?

青沼: 物理エンジンに基づいた、このゲームの中の物理法則を応用すれば、さまざまな「面白いこと」が起きます。

意図して自由に試せるようにしたのですが、例えば、鉄製の物ならなんでも持ち上げることのできる「マグネキャッチ」というアイテムを使ったワザには驚きましたね。鉄製のトロッコの上にブロックを置き、その上に乗った状態でトロッコを持ち上げると、自分を乗せたトロッコが空中を延々と上昇していくようになるのです。それを使って空中移動するという動画を見たときは、スタッフ全員、絶句していました(笑)。

300人体制で一気に遊んで問題点を探った理由

――ゲームシステムのチェックに非常に多くの人員を割いたそうですね。「300人体制で一気に遊んで問題点を探る」と以前お話しされていましたが、時間もコストもかかるなかで、ここまでやられた理由は。

青沼: 300人体制は本当に開発の最後のころなのであまり大げさに捉えていただきたくないのですが、こうしたことは昔、少人数で一つのソフトが開発できていた時代には普通に行われていたことです。

それが100人を超えるような大人数になったときには「不可能」だと誰もが思うようになってしまっただけで、そんなに驚くことではないようにも思います。

ただ、コストカットという単純な考え方で見ると「ありえない」となるので、私も開発当初はプロデューサー目線で「それは、ちょっと……」と抵抗がありました。

しかし、実際にやってみて、それがクオリティーコントロールを円滑にして、逆にコストカットにつながるというのを実感したので、最後までこれを貫くことにしました。

――特に海外のレビューサイトでの評価が極めて高いですが、これだけ多くの人が熱狂した理由がどこにあるとお考えですか。

青沼: まずポイントとしては、これが「ゼルダ」であることが大きかったのだと思います。長く続いているシリーズなので、言葉で言うほどに「変革」を行うことは容易ではないと皆さんが思っておられたのではないでしょうか。

また、その変革がこれまで「ゼルダ」を遊んできてくださったユーザーのみなさんの想像されていたものをちょっと超えていたところに「驚き」が生まれ、メディアも含めて「熱」を持って迎え入れてくださったのではないかと思います。

ユーザーのみなさんの期待に応えるのは簡単なことではないですが、今作を通じて、シリーズを作り続けることの意義はそこにあると再認識したので、今後も“すったもんだ”を繰り返して、みなさんの期待を超える「驚き」を提供できるようにしていきたいです。

日経トレンディ6月号では、Nintendo Switchやゼルダの伝説のほかにも、多数の上半期ヒット商品を紹介。さらに、下半期のブレイク予測も掲載しているので、ぜひ手に取っていただきたい。


迷惑ウニ、廃棄野菜で美味に変身? 商品化へ実証実験

海藻を食い荒らす迷惑なムラサキウニに産廃野菜を食べさせてみたところ甘みのある美味なウニに変化!?よく肉食動物の肉は不味く草食動物の肉は美味しいと聞きますが、産廃になったとは言え日本産の良質な野菜を食べればムラサキウニも美味しくなるということが判明したようです。つまり、これまで人間が養殖する昆布などを食べつくしてしまいただただ迷惑な存在でしかなかった「ムラサキウニ」と、出荷することができず捨てるしかなかった「産廃野菜」を組み合わせることで、美味なウニを作り上げるビジネスモデルが実現させることが可能になるかもしれないとのことです。今まで海藻などを食べまくることで人間に嫌われ続けてきたムラサキウニが、こんな形で人間に有り難がられる存在になるとは皮肉なものです。なお、高級昆布を食べたムラサキウニが美味しいというのは結構有名な話だったみたいですね。

海藻を食い荒らし、駆除の対象となっているムラサキウニに、本来は廃棄されるはずのキャベツや大根を食べさせたところ、甘みのある良質のウニに生まれ変わった――。神奈川県水産技術センター(三浦市)がそんな実験に成功した。

センターによると、ムラサキウニが増えて岩場の海藻を食い尽くすなどの被害が各地で問題となっている。ただ、ムラサキウニの殻を割っても食用となる「生殖巣」はほとんど入っていない。

センターは、三浦市の特産だが傷んで商品価値がなくなった野菜をウニのえさとして利用できないか、昨年から実験を開始。キャベツ、大根、ブロッコリーはよく食べ、特にキャベツは1個まるごとを80匹のウニが3日間で完食する食べっぷりだった。

ウニの身は成熟すると、全体重の20%ほどの重さになるが、実験前は2~3%だった身が、最大で17%に育った。うまみ成分も市販のウニと同等との分析結果が出たという。

今年からは地元の県立海洋科学高校や京急油壺マリンパークと連携し、商品化に向けた実証実験を始めた。センターの臼井一茂主任研究員は「今まで廃棄していたウニと野菜、この二つを組み合わせることで価値のあるものを生み出す。そんな新たなビジネスモデルが作れれば」と話している。(前田基行)


auになりすました「緊急速報」メールに注意

もし、auから「緊急速報」という件名のメールが届いたら注意!それは、本物のauではなくauを装った偽者である可能性が非常に高い!というか、間違い無く偽者だと思ったほうが良いでしょう。そのため、メールは絶対に開かない方が良いでしょう。もし、メールを開いてしまっても本文に書かれたURLに飛ばなければおそらく大丈夫でしょう。なお、URLに飛んでしまった場合は更なる迷惑メールが大量に送信される可能性があるため、迷惑メール対策を強化するかメールアドレスを変更することをおすすめします。しかし、未だに迷惑メールが存在するところを見るに、迷惑メールに騙されてしまう人がまだまだ多いという証拠だと思います。届いたメールを何でもかんでもすぐには開かず、怪しいものは無視をするなど用心を心掛けた方が良さそうですね。

auを装った「緊急速報」という件名の迷惑メールが一斉配信されているとして、auのサポートTwitterアカウントが注意を促しています。

問題のメールは送信元を「KDDI@ezweb.ne.jp」となりすましているとのこと。メール内のURLをクリックさせて、実在するメールアドレスかどうかを確認しようとする手口だとauは説明しています。実在するアドレスだと確認された場合は、さらに迷惑メールが送られてくる可能性があります。auは「絶対にURLを押さないでください」と呼びかけています。


「カラス侵入禁止」警告文、なぜか効果 東大の研究施設

カラスは、人間の言葉を理解できるほど頭が良いと聞いたことがありますが、まさか文字まで理解しているのかと疑ってしまうような記事ですね。当然、カラスが警告文の内容を理解しているわけではなく、この警告文を見た人間が近くにカラスがいるのかと空を見渡すため、その様子を見たカラスが警戒して近寄らなくなるということです。しかし、人間のそういった細かい変化に気付き警戒するカラスはやはり賢いと感じますね。嘘か本当か不明ですが、毎朝カラスに「おはよう」と挨拶していたらゴミを荒らされなくなったという話も聞いたことがあり、カラスについての興味はより一層深くなるばかりです。

「カラス侵入禁止」。そう書いた紙をつるしたら、本当に来なくなった――。岩手県大槌町にある東大の研究施設は春になると、カラスに「警告文」を出す。研究者が放つ奇策だ。今年で3年目、東大が連勝している。

4月中旬の午後、大槌湾に面した「東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター」の1階で、佐藤克文教授(動物行動学)がパイプや窓枠に紙をつるしていた。パイプ周りの断熱材はむしられてボロボロだ。「カラスが巣作りで持っていきました」。佐藤教授は苦笑いする。

センターは世界的な海洋研究の拠点として1973年に前身がオープンした。だが、震災の津波は3階建ての最上階まで到達した。その後、3階だけ仮修復したが、1、2階はがれきの撤去後、物置になった。

佐藤教授によると、カラスの被害が目立ち始めたのは15年春。むき出しになった1階天井のパイプの断熱材がむしり取られ、羽根やフンが落ちるようになった。

津波で周囲の住宅が壊滅して人影が消え、センターも扉や窓がなくなった。このためカラスが繁殖期に建物に入り込み、巣作りの材料として断熱材を「拝借」するようになったらしい。

センター職員から相談を受けた佐藤教授も決定打がなく、知人で「カラスの専門家」の宇都宮大「雑草と里山の科学教育研究センター」の竹田努研究員(環境医学)に相談したところ、「警告文を出してみては」とアドバイスがあった。

佐藤教授は「冗談だろう」と思ったが、試しに警告文をつるしてみると、カラスはすぐ来なくなった。一時的かと思われた効果も長続きした。

竹田研究員によると、警告文を目にした職員や学生がカラスに視線を向けたり指さしたりすることで警戒して寄りつかなくなる、ということらしい。「不思議に思って、みんな空を見るでしょ」

佐藤教授は今年も数十枚の警告文を建物にぶら下げた。津波の痕跡が生々しいセンターの頭上を数羽のカラスが飛び交うが、スタッフや学生は出入りの際、ちらちらと空に目をやる。「見る人が増えれば増えるほど効果が上がる。お気軽にお越しください」(星乃勇介)


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